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まんてん通信
入学おめでとうございます!
2018.04.07
ご進級、ご進学おめでとうございます。新中学一年生は、小学生とは大きく生活が変わる中学生活が始まり、新高校一年生は、受験勉強を乗り越えて待ち望んだ高校生月が幕を開けたことと思います。そこで、それぞれの新入生へ向けて、勉強への姿勢や心構えのような者を今回はお伝えできれば、と思います。
『新中学一年生は、“勉強すること”に慣れる』
小学生の頃と違い、中学生のテストは非常に重い意味を持ちはじめます。小学生の頃の成績はあくまで学力の指標でありそれが何かに影響を与えることはありませんが、中学生になると受験に、ひいては将来の選択にまで成績というものは影響を及ぼすようになります。
しかし、必要以上に気負う必要がないのも事実です。非常に高い偏差値の進学先を望まない限りは、日々の勉強量というのも現時点ではさほど多くする必要はありません。
まず中学一年生がするべきことは、生活習慣を整えること。そして、その中にきっちりと“勉強”を組み込むことです。
小学生の頃にはなかった部活が始まり、学校に拘束される時間は急に増えます。その上で、学校から出される日々の宿題もまた増えています。意識を持って日々の時間をコントロールしなければ、その忙しさに飲まれて自習が出来ず、気付けば授業についていけなくなってしまうでしょう。
そうならないよう、簡単にでも構わないので、一日のスケジュールを書き出し、その中に『予習』『復習』の時間を、どれだけ少なくなってしまっても必ず取って下さい。
そうして自習の習慣を付けることをスタートラインにし、慣れてから時間のバランスの調整に望んでみて下さい。
『新高校一年生は、受験を視野に三年間のスケジュールを考える』
高校生になると、勉強量は非常に増えます。また受験の範囲は膨大で、難易度も高校入試に比べて非常に上がっています。
中学生であれば受験勉強は三年生から初めても間に合いますが、高校生ではそれは間違いなく出遅れています。たとえば数Ⅰであれば一年生の範囲がそのまま受験の一科目になっているように、入学した直後であっても既に受験対策を始めることが出来るのです。
ですので、まずは三年間のスケジュールを考えましょう。とは言え、まだ具体的な志望校を決める必要もないですし、受験のための入試問題に手を付ける必要はありません。
大学受験は暗記しなければいけない量は膨大ですから、まずは単語帳の類いを、三年間でどの本を何周するかを決め、一週間では何単語、何ページ覚えなければいけないかを逆算し、それを暗記することを日々の習慣にして下さい。それを始めるだけで、受験時に大きなアドバンテージになり得ます。
入学時はまだ不確定要素が多いので、ざっくりとしたスケジュールでも構いません。二学期、三学期になるにつれて問題集を取り入れる、単語帳の種類を変えるなどその都度リスケジュールすることは忘れずに、日々コツコツと勉強し続けるようにしましょう。