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大久保教室
【期末試験分析】数学はどんな問題が出たでしょうか?
2026.07.09
今回は、大久保北中学校で実施された3年生の1学期期末テスト(数学)を例に、出題傾向を分析していきます。受験生としてのスタートを切る最初の定期テストですが、その中身を紐解くと、これからの実力テストや入試にも直結する重要なポイントがたくさん隠されています。
今回のテストにおける出題単元のボリュームをグラフにまとめました。3年生の学習内容を中心に、これまでに習った重要な基本事項がどのように組み込まれているかを確認しましょう。
全体の7割以上を占めているのが、3年生のスタート単元である「展開・因数分解」と「平方根」です。ここが最大の得点源となる一方で、前学年の重要な復習内容(連立方程式や関数、データの活用など)まで幅広く組み込まれているのが大きな特徴です。
次に、どのような形式で問題が出題されたかを分析します。単に答えを出すだけでなく、数学的な表現力や応用力がどれくらい求められているかがわかります。
最も多いのは「計算問題」や「小問集合」による基礎の確認ですが、注目すべきは「記述・証明」や「文章題(思考力)」を必要とする問題が後半にしっかりと用意されている点です。公式を暗記して計算をこなすだけでは高得点を狙いにくく、仕組みを自分の言葉で説明したり、複雑な設定から自ら式を組み立てる総合的な数学力が試されています。
垂水中学校の今回のテストから、指導のプロの目線で特筆すべき傾向を3つのポイントに絞って読み解きます。
大問1や大問2の序盤では、3年生の内容だけでなく、1・2年生で習った「連立方程式」「等式の変形」「比例・反比例」「球の表面積」「箱ひげ図の読み取り」がストレートに出題されています。新単元の対策だけに偏らず、これまでの総復習を日頃から行えているかが、確実なスタートダッシュの分岐点となっています。
平方根の問題では、単なる計算だけでなく、「数の平方根をすべて答えなさい」といった根本的な意味を問う問題や、不等号を使った大小比較、無理数の判別などが多く見られました。「なんとなく解く」ではなく、有理数・無理数の違いや√の性質を正確に言葉として理解しておく必要があります。
テストの後半には、「奇数の2乗から1を引いた数が4の倍数になることの証明」や「図形の道幅に関する面積の証明」、さらに「2つの料金プランを比較する一次関数の文章題」など、いわゆる思考力・表現力を問う問題が配置されています。これらは配点も高く、上位層をふるい分ける重要なポイントとなっています。
これらを踏まえ、次の定期テストでさらに点数を伸ばすための具体的な勉強法をアドバイスします。
- 因数分解・平方根の計算は「徹底的な自動化」を:この先に習う「二次方程式」や「二次関数」では、今回の範囲である因数分解や平方根の計算が『当たり前にできる道具』として使われます。ワークを何度も反復し、見た瞬間に解法が浮かぶレベルまで精度を引き上げましょう。
- 証明問題は「型」をまねて書く練習を:倍数の証明や図形の性質の証明は、文字の置き方や結論への導き方に決まったパターンがあります。解答の解説をよく読み、「どのような文字を使って、どう式を組み立てているのか」を実際に白紙に書き写して体得することが記述力アップの近道です。
- 「文章からグラフや式を作る」活用力を養う:大問5の料金プランのように、日常的な題材を数学の式に置き換える問題は今後も増えていきます。「何をx、何をyとおくか」を意識し、問題文の条件を1つずつ数式に変換する訓練を重ねましょう。
まんてん個別では、学校ごとの出題傾向を把握したうえで、一人ひとりに寄り添う個別指導を行っています。
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