八鹿高等学校

アクセス
JR山陰本線「八鹿駅」から徒歩25分の位置にある全日制の高等学校です。
学校の周囲は住宅と自然に囲まれる静かな環境のため、勉学や部活動に集中できる環境が整っています。
母体となる学校の創立は1897年(明治30年)と歴史のある学校であり、1949年に現在の八鹿高等学校に名前が変更されています。2017年には創立120周年を迎えました。

偏差値
普通科への入試は、普通コース向けの一般選抜と自然科学系コース向けの推薦選抜でおこなわれます。
2019年から2023年までの受験者数は、一般選抜で145～161人、推薦選抜で37～40人です。
倍率は一般選抜で0.99～1.01倍、推薦選抜で1.00倍です。
合格の目安となる偏差値は一般選抜で53、推薦選抜で55となります。
自然科学コースは2023年度で募集を停止して、2024年度からは文理探求科に改編して募集を開始します。

卒業後の進路

卒業生の多くは、大学進学を中心とする進学を主な進路としています。
2023年に卒業した卒業生の内、8割以上が四年制大学に進学しています。
主な進学先は近畿大学・京都産業大学・龍谷大学など地元である関西圏の私立大学が中心です。
国公立大学にも進学実績があり、大阪教育大学・大阪大学・兵庫県立大学に進学実績があります。
大学進学以外では、看護や医療系、工学系の専門学校に進学をしています。

偏差値が前後の高校との比較

	国公立	関関同立	産近甲龍	他私立／短大	専門学校	就職
八鹿	9.80%	10.30%	24.70%	49.80%	3.70%	1.70%
香住	7.00%	0.00%	4.40%	34.20%	35.10%	19.20%
生野	3.40%	6.80%	5.10%	44.10%	28.80%	11.90%

特徴
「進路実現を目指す学校」「魅力的な学校」「地域を代表する学校」を目標に掲げ、勉学や部活動、地域活動に取り組んでいます。

歴史のある学校ではありますが、現在はICTを積極的な活用する方針をとっており、教育へのICT導入が大きく進んでいる点が大きな特徴です。
ICTの活用は学ぶ生徒側はもちろん、教える教員側にもメリットがあり、効率的な学習と指導を実現しています。

学科は普通科のみですが、普通コースと自然科学コースにわかれています。
2年次からは理科・文科探求・総合の3コースにわかれています。
四年制大学や短期大学、専門学校への進学、就職など学生の目指す進路に寄り添いながら、将来に向けた取り組みを各コースで本格化します。
同校は地域と共に歩んできた歴史のある学校でもあるため、地域活動の点も重要視しています。

〈学校生活ーホームルームと進路指導〉
生徒の多くは四年制大学を中心に各種専門学校への進学を検討しているため、同校も生徒の希望に沿う形で進路指導をおこなっています。

1年次から全体に向けて進路に関するガイダンスをおこない、将来像を設計できる取り組みをおこなっています。
1年次・2年次ともに大学・社会への見学をおこない、将来への意識づけもおこなっている点は特徴的です。
全体から個人にもフォーカスをあて、丁寧に個人面談をおこない、個人の希望をすくい上げる取り組みを続けています。

また数は少ないながらも、就職を希望する学生に向けた進路指導も同校ではおこなっています。
3年間の時間を将来に向けた準備に充てられるような進路指導が同校の特徴です。

■普通科
八鹿高等学校は普通科のみで構成されており、普通科の中で普通コースと自然科学コースにわかれています。

自然科学コースでは高度な科学技術に対応・活躍できる人材の育成を目的としたコースです。
自然科学コースは2023年度で募集を停止して、2024年度からは文理探求科に改編します。

文理探求科では、自然科学分野と人文社会分野を融合した学習をおこない、人と自然が豊かに共生するふるさとの魅力を発信できる人材育成を目標に掲げています。
2年次からは理科・文科探求・総合の3コースにわかれており、各学生の個性や進路希望にあわせてコースを選択する方針です。

〈クラブ活動や学校行事〉
運動系が13、文化系が10の計23の部が活動をおこなっています。
運動系・文化系ともに盛んに活動しており、中でも陸上競技部は全国インターハイ出場経験があるなど実績のある部活です。
学校行事は6月におこなわれる修学旅行をはじめ、文化祭や体育祭などさまざまな行事がおこなわれます。

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