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兵庫県 第五学区高校情報&入試情報
速報!!兵庫県立出石高校の評判・進学実績【2023年最新版】
2024.01.10
出石高等学校
アクセス
豊岡市出石町にある全日制の高校です。歴史と自然に囲まれた環境の中で勉学や部活動に励んでいます。JR「八鹿」「江原」駅から出石行きバスで終点下車、東へ徒歩8分
偏差値
特色選抜と一般選抜で実施されます。合格の目安となる偏差値は、ともに45です。
卒業後の進路
卒業生の主な進路は、高知大、尾道市立大などの国公立大学、京都産業大、大阪学院大、姫路大、姫路獨協大、神戸常磐大など、関西圏を中心とした私立大学です。
また、専門学校に進学したり、就職(豊岡市内)する卒業生もいます。
偏差値が前後の高校との比較
国公立 | 関関同立 | 産近甲龍 | 他私立/短大 | 専門学校 | 就職 | |
出石 | 3.10% | 0.00% | 1.50% | 30.80% | 43.10% | 21.50% |
浜坂 | 7.00% | 0.00% | 0.00% | 28.20% | 43.70% | 21.10% |
村岡 | 2.10% | 0.00% | 0.00% | 41.70% | 50.00% | 6.30% |
特徴
明治40年(1907)年設立の出石町立女子技芸学校を前身とする伝統校です。「至誠 剛健 敬愛」の校訓に込められた理念を実現するため、家庭・地域と緊密な連携のもと、生徒の個性と能力を最大限に伸ばし、知・徳・体の調和したこころ豊かな人間の育成を目指しています。「主体的に学び、活動し、自分を大切にできる生徒」「多様性を尊重し、自己のライフキャリアを創造し、進路実現を目指す生徒」「積極的に地域社会と関われる生徒」を目指すべき生徒像としています。また、生徒ひとり一人の学びの充実と進路実現を目指し、「文理探究類型」、「人文類型」、「文化創造類型」の特色ある類型を設置しており、それぞれの類型の特徴を生かした地域資産や近隣大学と連携した探究活動をはじめ、制作活動や成果発表会にも積極的に取り組んでいます。
〈学校生活ーホームルームと進路指導〉
まず、1年次においては、基礎的な学力を身に着けるとともに、手帳の活用等、高校生としての基本的生活習慣を身に付けるための取り組みを進めています。また、ワークショップの実施などを通じて、学校・学年・クラスの各活動により、他者理解のできる生徒の育成を目指しています。2年次では、オープンキャンパス等を通じて大学等を見学することで、進路目標を意識するよう指導がされています。また、学校祭や修学旅行の行事の経験を経て、他者理解の心情を育みます。3年次においては、受験に向けた準備方法を理解し、自主的に進路について考えるよう指導がされています。多くの生徒が模試を受験してその振り返りを行っており、合格に繋がっています。また、進学や就職を決めた3年生の先輩から2年生の後輩へ進路実現の体験を話す会も実施されており、先輩から後輩へアドバイスをする機会も設けられています。
〈学びの特色〉
文理探求・人文・文化創造(書道・美術)の3類型が設置されています。文理探求(特色選抜)は、国公立大学や難関私立大学への進学が目標で、但馬地域での現状や課題を見つけて考察し、地域社会の一員として主体的に活動する人材の育成を目指します、また、人文類型では、地域について主体的に学ぶことでコミュニケーション能力を備えた人材を育成を目指し、豊かな創造力と表現力を身に着けます。
■文理探求類型
地域課題の研究を行いながら、主要5教科を中心に、全教科をバランスよく学習し、国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。1年次においては、国語、数学、英語といった受験に向けて必要となる科目の基礎的な学力を身に着けるカリキュラムとなっています。2年次、3年次においては、基礎的な学力を発展させ、各科目についてより深く学ぶ(探求)するカリキュラムとなっています。また、3年間を通じて、英語によるコミュニケーションを図る授業や総合探求という科目があったり、地元の伝統技術や伝統芸能をの見学をしたり、大学を訪問して直接教授から説明を受けたりする機会があるなど、実践的な学習も行っています。
■人文類型
文系教科を中心に幅広く学習し、社会で生きるコミュニケーション能力の育成を図ります。就職・文系大学への進学を目指し、1年次では、文理探求類型と同様に基礎的な科目に対する学力を身に着けます。2年次、3年次では、文系大学への進学を見据え、文系科目を中心としたカリキュラムが設定されています。また、3年間を通じて、英語によるコミュニケーションを図る授業や総合探求という科目があり、実際の店舗などで英語でインタビューをする機会があったり、英語のスピーキングテストが実施されており、コミュニケーション能力の向上を目的としたカリキュラムがあります。また、国語においてもディベート授業があり、自分の意見の表現方法についても学ぶことができます。
■文化創造類型
書道、美術(陶芸)をそれぞれの希望によって学び、芸術的素養を育み、あわせて一般教科の学習も行います。就職・文化系学校への進学を目指し、1年次では、人文類型と同様に基礎的な科目に対する学力を身に着けます。2年次からは、書道、美術の各コースに分かれて学びます。書道においては、仮名や漢字の書などの授業があり、美術においては、絵画、彫刻、クラフトデザインなどの授業があります。また、授業の中で地域の方と直接触れ合う機会も設けられていたり、地元の美術館に卒業制作を展示する機会もあるなど、学びをアウトプットする機会があります。
〈クラブ活動や学校行事〉
クラブ活動は活発に行われており、硬式野球、サッカー、陸上競技、女子バレーボール、男子バスケットボールなどの運動部や吹奏楽、美術工芸、書道、茶道、華道などの文化部などが日々活動しています。また、学校行事としては、宿泊研修や校外学習があるほか、体育大会や文化祭など生徒同士の親睦や協力が深まる行事も充実しています。