この記事では、尼崎北高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。
受験する方に向けて合格ラインや必要な内申点についても解説しています。
高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

尼崎北高校とはどんな学校？特色や校風を紹介

 

特徴

創立70周年を迎え、伝統と歴史のある高校。「自主」「自律」「愛情」「協調」を校訓としており、自主的な学習態度や創造力を育てること、健全な生活習慣を身につけること、自らの命や健康を大切にすることなどを教育目標にしている。校舎は各施設が充実しており、落ち着いた図書室、 部活動などの練習ができる茶室や和室も完備している。屋上にはソーラーパネル、庭園がありコスモスなど季節の花が咲く。 各教室は、木のぬくもりを感じる雰囲気で勉強に励むことができる。「総合的な探究の時間」に力をいれており、自分で課題を発見、そこから学び、判断をしてさまざまな問題を解決する能力を育てていくこと、さらには学ぶ力を身につけて、探究活動などに主体的に取り組み、自分の生き方を考えていけるようにしている。主な取り組みとして、一年次の前半では進路学習をする。適性検査を実施し、その結果から自分の興味や関心、能力を確認、その後に職業や大学の学科などを調べて自分の選択を広げていくとしている。後半では、環境学習をする。実習やプレゼンテーションなどさまざまな視点から環境について学習を行っている。二年次には、進路学習と環境研究を行い、進路学習では一年次の学習をさらに追及し、進路に応じた科目選択ができるようにする、環境研究では、環境について発展した学習を行い知識を深めている。

 

学校生活と進路指導

尼崎北高等学校では、キャッチフレーズに「地球・地域とつながる尼北」があり、エコな学校を目指している。環境社会を考え、積極的にリードできる人材を育て、地域との連携に取り組んでいる。実際のさまざまな取り組みや活動はエコ通信で紹介している、環境をテーマにしたイベントに参加したり、地域清掃に参加をしたりしている。進路指導については学年目標がしっかり設定され、目標に向けて面談、オープンキャンパス参加、ガイダンス、講演会など充実したサポートがある。一年次には自分の適性を知り、目指す進路を模索するとしている。二年次では自分の目指す進路について詳しく追及し進路を決定するとしている。三年次では最終段階として決定した進路に向けて力を尽くしていくとしている。

 

部活動

勉強も部活動にも力をいれている尼崎北高校。全国大会や地区大会などに出場経験ありで、野球部は甲子園に5回出場している。運動部はバレーボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、チアリーダー部など14部あり、文化部はコーラス部、軽音楽部、写真部、放送部など16部あり、文武両道を目指して励んでいる。

 

学校行事

学校行事として4月に新入生オリエンテーション、遠足、6月は、年2回開催されている北高祭の文化の部があり、7月に球技大会、9月に北高祭の体育の部があり、10月に修学旅行、11月に芸術鑑賞会、1月には阪神大震災追悼行事などが主な行事である。

 

卒業生の声

真面目な生徒が多く皆メリハリをつけて生活をしている、校則は緩め、生徒自身にゆだねられている。いじめは見たことなく、明るい雰囲気の学校。文化祭が楽しくとても盛り上がっている。

 

尼崎北高等学校のホームページはこちらから

 

尼崎北高校へのアクセス

尼崎市にある県立の高校です。阪神神戸線塚口駅から徒歩10分。

 

尼崎北高校の学科・コース/授業内容

特色選抜にて入学した生徒は、全ての生徒が環境類型クラスに入ることとなっている。ここでは、さまざまな環境問題を考える力を身につけて、自分の進路実現を目指していく。普通教科も学びながら、「総合的な探究の時間」や休日にボランティア活動を行う、校外学習を行うなどして環境に対する取り組みを実施している。二年次からは、どのクラスに所属しているかを問わず、「文Ⅰ型」「文Ⅱ型」「理型」のどれかに進級する。「文Ⅰ型」では、私立の文系大学を目指す生徒を対象としており、文系のカリキュラムを学習していく。「文Ⅱ型」では、国公立大学の文系を目指す生徒を対象にし、センター試験に応じたカリキュラムを学習する。理型では、国公立大学や私立大学の理系を目指す生徒を対象とし、数学と理科を中心にしたカリキュラムを学習していく。さらに特別編成クラスとして2クラスある「スーパークラス」は一年次の成績が優秀だった生徒で構成されるクラスがある。このスーパークラス内にも「文Ⅰ型」「文Ⅱ型」「理型」があるので生徒は自分の希望に沿ったカリキュラムを学ぶことができる。より高度な学力を身につけていくことができる。

 

尼崎北高校の進路状況（昨年度の大学別合格実績）

 

 

 

【主な進学大学】

国公立大学……大阪大学、神戸大学、大阪公立大学、兵庫県立大学　など

関関同立……同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学　など
産近甲龍……甲南大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学

 

国公立大学への進学者も多く、特に関西学院大学や近畿大学への進学者が多い

 

偏差値が前後の高校との進路比較

	国公立	関関同立	産近甲龍	他私大/短大	専門学校/各種学校	就職/公務員
尼崎稲園高校	48.5%	–	–	–	0.4%	0.0%
尼崎北高校	8.1%	20.9%	23.4%	37.0%	7.3%	0.0%
市立尼崎高校	3.4%	13.1%	28.8%	50.8%	3.5%	1.1%

※尼崎稲園高校の関関同立,産近甲龍,他私大の合計の割合が44.5%です。

 

尼崎稲園高校のホームページはこちらから

市立尼崎高校のホームページはこちらから

 

尼崎北高校の偏差値と、学力が近い公立高校

尼崎北高校の偏差値と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

 

尼崎北高校の偏差値

普通科の偏差値は56です。鳴尾高等学校や市立伊丹高等学校などが学力が近い高校になります。

 

尼崎北高校と学力が近い公立高校

	一般入試	推薦選抜
鳴尾高等学校	57	55
市立伊丹高等学校	47～55	40

 

尼崎北高校の応募倍率推移

一般入試の応募倍率は例年1.10〜1.30倍で推移しています。
特色選抜は倍率は１.48～2.28倍と高い倍率となっています。
＊兵庫県教育委員会が発表している兵庫県公立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

 

■一般選抜

	24年度	23年度	22年度
募集定員	240	244	240
受験者数	263	313	284
倍率	1.10	1.30	1.18

 

■特色選抜

	24年度	23年度	22年度
募集定員	40	40	40
受験者数	59	91	71
倍率	1.48	2.28	1.78

 

尼崎北高校の合格ラインは？入試得点と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

 

兵庫県公立高校入試　一般選抜は大きく分けて以下の３項目の合計得点で合否が決まります。

 

①内申点（250点）

②学力検査の計算式（250点）：当日500点満点の入試×0.5

③第一志望加算点

 

■内申点の計算式

250点＝（主要５教科の通知表×4倍）＋（副教科の通知表×7.5倍）

・主要5教科（英語・数学・理科・社会・国語）

・副教科（音楽・美術・技術家庭科・保健体育）

 

ポイントは主要5教科の配点はどれも同じであり、傾斜配点ではないということ。
また、副教科の掛け数が主要5教科の倍近くあり、内申点が悪いと致命的であるということです。
内申点は入試前に決まるので、内申点で高校が決まるといっても過言ではありません。

 

例）
①すべての教科の通知表が3の場合
⇒150点＝（５教科×3×4）＋（4教科×3×7.5）

②すべての教科の通知表が4の場合
⇒200点＝（５教科×4×4）＋（4教科×4×7.5）

③すべての教科の通知表が5の場合
⇒250点＝（５教科×5×4）＋（4教科×5×7.5）

＊上記の式に自分の通知表を当てはめて、内申点を計算してみましょう。

 

■学力検査の計算式

250点＝主要5教科×100点×0.5

 

例）当日300点の得点の場合 ⇒150点＝300×0.5

＊上記の式に直近の実力試験の点数を元に計算してみましょう。

 

内申点と学力検査の合計で行きたい高校に行くためには何点必要なのかを確認しましょう。

 

尼崎北高校の合格点と内申点の目安

 

合格の目安は373点です。

上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。

下の表は「合否調査による合格者データ」です。ぜひ参考にしてください。

 

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	442	250	192
平均	372.5	206.9	166
最低	342	181	161

 

尼崎北高校と合格ラインが近い高校はどこ？

 

尼崎北高校と合格ラインが近い高校を紹介します。

基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

 

鳴尾高等学校

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	411	228	183
平均	363.1	199.2	163.9
最低	333	196	137

伊丹高等学校

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	423	243	180
平均	376.4	207.9	168.5
最低	332	174	158

公立高校の第二志望校はどこかよい？

 

一般入試は複数志願制度があり、公立高校を第二志望まで選ぶことができます（専門学科を除く）。

第一志望同様、学力・立地・部活動・授業内容などの情報を元に自分の行きたい学校を探しましょう。

 

尼崎小田高等学校

兵庫県尼崎市にある高等学校です。

普通科、サイエンスリサーチ科、国際探求学科があり、普通科には特色選抜で受験できる「看護医療・健康類型コース」 があります。

 

尼崎北高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい？

 

ここでは、尼崎北高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、宝塚東高校からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

 

仁川学院高等学校

兵庫県神戸市西宮市にある高等学校です。

難関国公立大/国公立大を目指す「アカデミアコース」と難関私立大/私立大進学を目指す「カルティベーションコース」があります。

最寄り駅は阪急仁川駅または阪急甲東園駅より約6分です。

 

大商学園高等学校

大阪府豊中市にある高等学校です。

普通科と商学科に分かれており、普通科はさらに３つのコース、商学科は２つのコースに分かれます。

また部活動においてはサッカーが強い学校です。

最寄り駅は阪急宝塚線「服部天神」駅より約10分です。

 

現在の自分の点数と志望校の合格基準を見て、「内申点が足りない・・・」「自分では難しいかもしれない・・・」と不安になっている方もいるのではないでしょうか？
しっかり実力をつけて当日の点数を伸ばすことにより少し内申点が足りなかったとしても公立高校に合格することができます。
実際にまんてん個別指導塾の卒業生の中に、公立高校に合格した複数の生徒さんがいるので、ぜひ体験談を参考にしてみてください。

 

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第1学区　 https://mantenlab.com/jyuken
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