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兵庫県 第二学区高校情報&入試情報
兵庫県立尼崎稲園高校の偏差値と内申、合格ラインと進学実績まとめ
2023.06.28
この記事では、尼崎稲園高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。
受験する方に向けて合格ラインや必要な内申点についても解説しています。
高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。
尼崎稲園高校とはどんな学校?特色や校風を紹介
特徴
平成6年に公立高校では全国で初めて単位制を導入し、地域の方々から注目を集めた。尼崎稲園高校の校訓は「克己自立」「敬愛協同」「日新創造」を掲げ、基礎と調和のとれた人間をめざし、自己実現のために豊かな感性を持ち、知性を高めることを目標にしている。これからの社会を担う人材として社会に貢献できる生徒を育てることにも力を入れている。全生徒数は800名ほどで男女比については4対6である。学校行事は活発に行われており、年間行事を通して豊かな心を育てている。
進路指導
自分なりの学びで将来の夢を実現することを目標にしている。一年次より自分の生き方や自分を見つめる指導を行っており、具体的には、総合学習の時間で適性検査や各講演を実施している。生徒には一人ひとりの夢を実現させるため、丁寧な進路指導を実施している。尼崎稲園高校では、現役での進路実現に向けて手厚いサポートがある。保護者に対しても進学のための経済支援について情報を提供している。また、単位制の特徴を生かした指導となっている。少人数授業の展開、補習も充実している。
部活動
部活動においては、部活動指針を定めており「いきいき運動部活動」としてノー部活デーを設けている。月に2回ノー部活デーとして完全休養日としている。その他にも暑さ指数の測定値により生徒が熱中症などにならないよう予防対策もしっかり行った上で無理のないようにしている。尼崎稲園高校では部活動加入率は8割を超えており、生徒はそれぞれ自分のやりたい部活動に励んでいる。運動部は、野球部、ソフトテニス部、ダンス部、バスケットボール部、バレーボール部など13種類ある。文化部は美術部、将棋・囲碁部、コーラス部、コンピューター部、クッキング部、吹奏楽部など14種類がある。
学校行事
主な学校行事として、4月には遠足、6月にはINAZONO祭と呼ばれる文化祭、7月にはシンガポール・マレーシア研修や三年生対象の球技大会、9月には二年生対象の修学旅行、過去の行先は北海道に行っている、北海道では、牛の搾乳体験や乗馬体験、有名観光地に行くなど高校生活のメインイベントとして思い出を残している。10月には体育大会、11月には芸術鑑賞会、1月には一年生対象の百人一首大会、2月にはマラソン大会、3月には各種講演会や一年生と二年生対象の球技大会などがある。
卒業生の声
尼崎稲園高校での進路指導について卒業生からは「先生の手厚いサポートで受験も乗り越えられた」「生徒一人ひとりの進路希望を尊重してくれる」「週に幾度もある小テストがとてもよかった」などの声が上がっている。その他では学校全体の感想として「先生は温かく見守ってくれるので安心」「勉強だけでなく部活動も学校行事もみんなで一生懸命頑張っている学校」「いじめもなく、高校生活を楽しめる学校」「真面目な生徒が多い」などの声がある。
施設紹介
尼崎稲園高校では設備も充実している。白を基調とした校舎がA棟、B棟、C棟とありその中にも進路指導室や音楽演習ホールなどがある。校舎以外では、柔道場、剣道場、多目的ホール、食堂もある。食堂ではうどんやラーメン、カレーライスなど安くてボリュームあるメニューが豊富にある。
尼崎稲園高校へのアクセス
尼崎市にある全日制で、県立の高校です。非常にアクセス便利な場所にあるので通学しやすく、落ち着いた環境で高校生活を送っている。JR宝塚線「猪名寺」駅から西へ向かってすぐ。もしくは阪急バス尼崎線「猪名寺西口」で下車し東へ向かってすぐ。もしくは阪急電車伊丹線「稲野」で下車、徒歩6分のところにある。
尼崎稲園高校の学科・コース/授業内容
2学期制を取り入れていることで授業時間を確保、確かな学力を身につけることができる。自分だけの時間割を作り、一年生では卒業に必要な必須科目を中心に学び、二年生より自分の興味・関心に応じて自由に選択することができる科目が増え、三年生ではほとんどが自由選択科目となっている。単位制を導入しているメリットとして、学校が与えるのではなく自分で科目を選択することにより学習に意欲的になれること、さらに自分の希望に沿った科目を中心に勉強することが可能なので効率的に学ぶことができる。単位制なので進級の認定がない。3年間で必要とされている単位を履修すれば卒業できる。単位制ではあるが、ホームルーム活動はあり、クラス担任も決められている。学校行事はクラス単位で活動している。
尼崎稲園高校の進路状況(昨年度の大学別合格実績)
【主な進学大学】
国公立大学……京都大学、大阪大学、北海道大学、神戸大学 など
早慶…早稲田大学
関関同立……同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学
産近甲龍……甲南大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学
国公立大学への進学者が多く、特に大阪大学や神戸大学への進学者も多い
偏差値が前後の高校との進路比較
国公立 | 関関同立 | 産近甲龍 | 他私大/短大 | 専門学校/各種学校 | 就職/公務員 | |
尼崎稲園高校 | 48.5% | – | – | – | 0.4% | 0.0% |
尼崎北高校 | 8.1% | 20.9% | 23.4% | 37.0% | 7.3% | 0.0% |
市立西宮高校 | 47.8% | – | – | – | 1.3% | 0.0% |
※尼崎稲園高校の関関同立,産近甲龍,他私大の合計の割合が44.5%です。
※市立西宮高校の関関同立,産近甲龍,他私大の合計の割合が50.6%です。
尼崎稲園高校の偏差値と、学力が近い公立高校
尼崎稲園高校の偏差値と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。
尼崎稲園高校の偏差値
普通科の偏差値は65です。市立西宮高等学校や市立西宮東高等学校などが学力が近い高校になります。
尼崎稲園高校と学力が近い公立高校
一般入試 | 推薦選抜 | |
市立西宮高等学校 | 68 | 68 |
市立西宮東高等学校 | 64 | 67 |
尼崎稲園高校の応募倍率推移
一般入試の応募倍率は例年1.32〜1.59倍で推移しています。
推薦選抜は倍率は1.91~2.06倍と高い倍率となっています。
*兵庫県教育委員会が発表している兵庫県公立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。
■一般選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 140 | 140 | 140 |
受験者数 | 201 | 199 | 222 |
倍率 | 1.44 | 1.42 | 1.59 |
■推薦選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 140 | 140 | 140 |
受験者数 | 309 | 286 | 289 |
倍率 | 2.21 | 2.04 | 2.06 |
尼崎稲園高校の合格ラインは?入試得点と内申点の目安はどれくらい?
合否はどのようにして決まるの?
兵庫県公立高校入試 一般選抜は大きく分けて以下の3項目の合計得点で合否が決まります。
①内申点(250点)
②学力検査の計算式(250点):当日500点満点の入試×0.5
③第一志望加算点
■内申点の計算式
250点=(主要5教科の通知表×4倍)+(副教科の通知表×7.5倍)
・主要5教科(英語・数学・理科・社会・国語)
・副教科(音楽・美術・技術家庭科・保健体育)
ポイントは主要5教科の配点はどれも同じであり、傾斜配点ではないということ。
また、副教科の掛け数が主要5教科の倍近くあり、内申点が悪いと致命的であるということです。
内申点は入試前に決まるので、内申点で高校が決まるといっても過言ではありません。
例)
①すべての教科の通知表が3の場合
⇒150点=(5教科×3×4)+(4教科×3×7.5)
②すべての教科の通知表が4の場合
⇒200点=(5教科×4×4)+(4教科×4×7.5)
③すべての教科の通知表が5の場合
⇒250点=(5教科×5×4)+(4教科×5×7.5)
*上記の式に自分の通知表を当てはめて、内申点を計算してみましょう。
■学力検査の計算式
250点=主要5教科×100点×0.5
例)当日300点の得点の場合 ⇒150点=300×0.5
*上記の式に直近の実力試験の点数を元に計算してみましょう。
内申点と学力検査の合計で行きたい高校に行くためには何点必要なのかを確認しましょう。
尼崎稲園高校の合格点と内申点の目安
合格の目安は461点です。
上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は「合否調査による合格者データ」です。ぜひ参考にしてください。
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 461 | 250 | 211 |
平均 | 422.2 | 230.3 | 191.9 |
最低 | 401 | 209 | 192 |
尼崎稲園高校と合格ラインが近い高校はどこ?
尼崎稲園高校と合格ラインが近い高校を紹介します。
基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。
市立西宮高等学校
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 474 | 250 | 224 |
平均 | 444 | 238 | 220 |
最低 | 425 | 205 | 206 |
市立西宮東高等学校
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 423 | 243 | 180 |
平均 | 376.4 | 207.9 | 168.5 |
最低 | 332 | 174 | 158 |
公立高校の第二志望校はどこかよい?
一般入試は複数志願制度があり、公立高校を第二志望まで選ぶことができます(専門学科を除く)。
第一志望同様、学力・立地・部活動・授業内容などの情報を元に自分の行きたい学校を探しましょう。
県立伊丹高等学校
兵庫県伊丹市にある高等学校です。
普通科のみ設置されており、文部科学省から「スーパーグローバルハイスクール」の認定を受けています。
JR北伊丹駅から西へ徒歩約15分。
尼崎稲園高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?
ここでは、尼崎稲園高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、宝塚東高校からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。
仁川学院高等学校
兵庫県神戸市西宮市にある高等学校です。
難関国公立大/国公立大を目指す「アカデミアコース」と難関私立大/私立大進学を目指す「カルティベーションコース」があります。
最寄り駅は阪急仁川駅または阪急甲東園駅より約6分です。
現在の自分の点数と志望校の合格基準を見て、「内申点が足りない・・・」「自分では難しいかもしれない・・・」と不安になっている方もいるのではないでしょうか?
しっかり実力をつけて当日の点数を伸ばすことにより少し内申点が足りなかったとしても公立高校に合格することができます。
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