この記事では、西宮今津高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。
受験する方に向けて合格ラインや必要な内申点についても解説しています。
高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

西宮今津高校とはどんな学校？特色や校風を紹介

 

特徴

平成19年度より全日制の普通科から単位制の総合学科として改編された。「自律」「協同」「創造」を校訓に掲げ、心が豊かになるため学ぶ意欲を育てることや他人を思いやる気持ち、社会に貢献する人間を育てることなどを教育方針としている。総合学科は単位制であり、さまざまな専門科目が用意されている。単位制として大学のように自分の興味や希望により自分で時間割を作成する。専門学科と違い、途中での進路変更にも対応できるので生徒にメリットがある。特に教員の数や設備が充実しているため、より専門知識を深く学べ、少人数授業が実現している。

 

進路指導

多彩な専門科目があることにより生徒は自分の将来やこれから先の学びについてじっくり検討し意欲を燃やしている。一年生から授業のひとつである「産業社会と人間」で自分の適性を考え、そこから授業選択をしていき、やりたいことを見つけていく、もしくは深めていく。各講習などもしっかりと行い大学受験の支援も手厚く行っている。

 

学校行事

4月はオリエンテーション合宿を実施、体験活動やレクリエーションからクラスの団結を深め、これからの高校生活をどう過ごすかなど考える。その他遠足も実施。6月は文化祭、クラスごとに工夫を凝らし団結して楽しんでいる。7月は一年生対象の進路校外学習や夏期講習、映画鑑賞会。8月はニュージーランドへ海外研修。9月は体育大会、クラスごとに大きな旗を作り当日の応援に使用するのが見どころ。11月は課題研究発表会や沖縄へ修学旅行、沖縄ではさまざまな体験活動や沖縄の自然、文化に触れる、修学旅行の行先は状況により変更する場合あり。12月は芸術鑑賞会。1月はカルタ大会。2月は総合学科発表会、独自の行事であり、一年間の成果をいきいきと発表している。一年生から三年生まで対象なので上級生を見ることにより自分を更新するという発表会でもある。3月は球技大会などがある。

 

部活動

部活動は盛んで、近年においては全国大会、近畿大会にも出場している部活もある。陸上競技部、ソフトボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部など13部がある。文化部はクラシックギター部、放送メディア部、吹奏楽部など11部がある。県教育委員会が推奨している「ノー部活デー」にも取り組んでいる。

 

高校の施設・設備

食堂が完備されており、生徒たちが好むメニューがたくさんある。どれも手頃価格で提供されている。一例として「日替わり定食　410円」「親子丼　300円」「焼きそば　210円」などがある。持ち帰り可能メニューもある。図書館も充実しており、コンピューターの導入、生徒の探求心を大切に、楽しく過ごせるよう工夫をしている。

 

いじめに対する取り組み

いじめ防止基本方針として基本的な考え方から指導体制、実態把握、重大事態への対応など各項目において定めがきちんとされている。信頼される高校をめざしている取り組みとしていじめに対する情報発信に力を注いでいる。学校のホームページや懇談会、家庭訪問などを利用して保護者、地域に情報発信をしている。特に重大事態への対応は期間などを具体的に明示し、解決法なども適切に示している。

 

西宮今津高校のホームページはこちらから

 

西宮今津高校へのアクセス

西宮市にある男女共学で全日制の県立高校です。阪神神戸線「甲子園」駅から阪神バスで6分乗車し、最寄り駅の「南甲子園小学校前」で下車、徒歩2分です。（JR神戸線「甲子園口」から阪神バスに乗る場合、乗り換えなしで最寄りバス停まで行けます）

 

西宮今津高校の学科・コース/授業内容

基本教科をはじめ、専門教科が豊富に用意されている。専門教科は「自然科学」「人文国際」「スポーツ・芸術」「情報SSC」「社会科学」「生活文化」の6つがある。生徒は自分で進路実現に向けて内容を選択し、自分だけの時間割を作る。生徒がこれからの社会を担う一員として自立し、そのための能力を育成することに力をいれている。地域や社会と積極的に連携をとり、さまざまな人とのつながりから自分の進路について考えていく。また自分から課題を見つけ、研究し、解決する探究学習を重視している。研究の発表などを通じて表現力、コミュニケーション力を育てていく。その他外部から講師を招き、授業を行っている、一般的な高大連携教育にも力を注いでいるが、他にも福祉関係の現役職員の人たちと交流することによりスペシャリストの技術を学ぶ機会を設けている

 

西宮今津高校の進路状況（昨年度の大学別合格実績）

【主な進学大学】

国公立大学……滋賀大学　など

関関同立……同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学
産近甲龍……甲南大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学

 

私立大学への進学者も多く、神戸学院大学の進学者が多い

 

偏差値が前後の高校との進路比較

	国公立	関関同立	産近甲龍	他私大/短大	専門学校/各種学校	就職/公務員
西宮今津高校	0.69%	0.2%	9.3%	70.4%	–	0.92%
西宮南高校	0.4%	5.6%	10.0%	60.6%	21.9%	1.5%
尼崎双星高校	1.0%	2.7%	7.6%	69.6%	13.9%	1.3%

※西宮今津高校の関関同立,産近甲龍,他私大の合計の割合が98.37%です。

 

尼崎双星高校のホームページはこちらから

西宮南高校のホームページはこちらから

 

西宮今津高校の偏差値と、学力が近い公立高校

西宮今津高校の偏差値と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

 

西宮今津高校の偏差値

普通科の偏差値は48です。尼崎双星高等学校や西宮南高等学校などが学力が近い高校になります。

 

西宮今津高校と学力が近い公立高校

	一般入試	推薦選抜
尼崎双星高等学校	48	46
西宮南高等学校	47	46

 

西宮今津高校の応募倍率推移

一般入試の応募倍率は例年0.67〜0.99倍で推移しています。
推薦選抜は倍率は１.00～1.47倍と高い倍率となっています。
＊兵庫県教育委員会が発表している兵庫県公立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

 

■一般選抜

	24年度	23年度	22年度
募集定員	121	120	120
受験者数	81	102	104
倍率	0.67	0.85	0.87

 

■推薦選抜

	24年度	23年度	22年度
募集定員	120	120	120
受験者数	119	146	126
倍率	1.00	1.22	1.05

 

西宮今津高校の合格ラインは？入試得点と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

 

兵庫県公立高校入試　一般選抜は大きく分けて以下の３項目の合計得点で合否が決まります。

 

①内申点（250点）

②学力検査の計算式（250点）：当日500点満点の入試×0.5

③第一志望加算点

 

■内申点の計算式

250点＝（主要５教科の通知表×4倍）＋（副教科の通知表×7.5倍）

・主要5教科（英語・数学・理科・社会・国語）

・副教科（音楽・美術・技術家庭科・保健体育）

 

ポイントは主要5教科の配点はどれも同じであり、傾斜配点ではないということ。
また、副教科の掛け数が主要5教科の倍近くあり、内申点が悪いと致命的であるということです。
内申点は入試前に決まるので、内申点で高校が決まるといっても過言ではありません。

 

例）
①すべての教科の通知表が3の場合
⇒150点＝（５教科×3×4）＋（4教科×3×7.5）

②すべての教科の通知表が4の場合
⇒200点＝（５教科×4×4）＋（4教科×4×7.5）

③すべての教科の通知表が5の場合
⇒250点＝（５教科×5×4）＋（4教科×5×7.5）

＊上記の式に自分の通知表を当てはめて、内申点を計算してみましょう。

 

■学力検査の計算式

250点＝主要5教科×100点×0.5

 

例）当日300点の得点の場合 ⇒150点＝300×0.5

＊上記の式に直近の実力試験の点数を元に計算してみましょう。

 

内申点と学力検査の合計で行きたい高校に行くためには何点必要なのかを確認しましょう。

 

西宮今津高校の合格点と内申点の目安

 

合格の目安は296点です。

上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。

下の表は「合否調査による合格者データ」です。ぜひ参考にしてください。

 

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	356	186	170
平均	295.5	160.3	135.3
最低	263	150	113

 

西宮今津高校と合格ラインが近い高校はどこ？

 

西宮今津高校と合格ラインが近い高校を紹介します。

基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

 

尼崎双星高等学校

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	339	170	169
平均	299.6	171.7	127.9
最低	275	180	95

西宮南高等学校

	総合点	（うち）内申点	（うち）入試得点
最高	338	208	130
平均	275.5	155.2	120.3
最低	238	143	95

公立高校の第二志望校はどこかよい？

 

一般入試は複数志願制度があり、公立高校を第二志望まで選ぶことができます（専門学科を除く）。

第一志望同様、学力・立地・部活動・授業内容などの情報を元に自分の行きたい学校を探しましょう。

 

西宮南等学校

兵庫県西宮市にある高等学校です。

普通科と環境と環境コミュニケーション類型が設置されています。

環境と環境コミュニケーション類型では環境問題を通して、課題解決できる人材を育成するという取り組みを行っています。

部活動ではハンドボール部が好成績を残しており、クイズ研究部のような珍しい部活もあります。

 

西宮今津高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい？

 

ここでは、西宮今津高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、西宮今津高校からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

 

仁川学院高等学校

兵庫県神戸市西宮市にある高等学校です。

難関国公立大/国公立大を目指す「アカデミアコース」と難関私立大/私立大進学を目指す「カルティベーションコース」があります。

最寄り駅は阪急仁川駅または阪急甲東園駅より約6分です。

 

現在の自分の点数と志望校の合格基準を見て、「内申点が足りない・・・」「自分では難しいかもしれない・・・」と不安になっている方もいるのではないでしょうか？
しっかり実力をつけて当日の点数を伸ばすことにより少し内申点が足りなかったとしても公立高校に合格することができます。
実際にまんてん個別指導塾の卒業生の中に、公立高校に合格した複数の生徒さんがいるので、ぜひ体験談を参考にしてみてください。

 

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第1学区　 https://mantenlab.com/jyuken
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