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大久保教室
虎(とら)より燕(つばめ)いや、鷹(たか)!
2023.11.13
こんにちは!
大久保教室です!
前回のコラムの、最後。
実は最後も回文でした!みなさんお気づきになられたでしょうか?
11月になりまして、1番のニュースは
プロ野球の阪神タイガースの日本一ですね!
私はソフトバンクホークスのファンでして、早々とクライマックスシリーズ敗退したので、
テンションは低めでした。。。
ただ、日本シリーズは第7戦までもつれておもしろかったですね。
今回のコラムですが、阪神タイガースがセリーグを優勝したあとのビールかけでのエピソードです。
岡田監督が盛り上がっている外国人選手(ミエセス)を見て言った言葉です。
「ミエちゃん、主役ちゃうよ!今日」
「成績にちなんだ暴れ方をしてください」
自分の立場、立ち位置をわきまえていますか?
というニュアンスの発言でした。
ミエセス選手は”今日の主役”というタスキをつけて
その監督の言葉にお笑い芸人の小島よしおさんの
「そんなの関係ねえ!」で対抗して、会場はさらに盛り上がっていました。
ここでのキーワードは
“立ち位置”です。
塾に置き換えてみますと、中学生は期末テストまで一週間となりました。
試験範囲も随時発表されています。
定期テストに向けて大事なことは
まず、立ち位置を把握しているかどうかです。
もしよかったら、自分のお子さまに聞いてみてください。
「今テスト受けたら何点とれそう?」
答えることができますか?
「何点目標?」
はそのあとに聞きます。
大体、目標を聞くと「平均超え!」「5教科350!」などとざっくり言ってくるだけです。
点数がとれる生徒はテストが近づいてくると、
『今だと●●点だなあ』
『この教科が今回はやばそうだから、土日にやりこむか』
などと考えています。
そのあとで、ようやく目標点と結びつけて考えていきます。
学校から計画表を配られて、それを作ることに、何時間もかけて、満足してしまう生徒も多々います。
完成した時は達成感がありますが、だいたいの生徒が計画倒れします。
日時通りできる生徒はほとんどいません。
仮にできたとしても、計画通りにしたという事実だけの達成感で、
実際は身についていないことがほとんどです。
計画表の本来の活用法は、何をいつするのかではなく、
何をして何点あげるかを具体的にする必要があります。
例えば、国語。
『今、テストを受けたとしたら完成度からして60点だから、
これで漢字を勉強したら、大体毎回15点分テストにあるから、75点になるなあ。
読解は1週間前にめどをつけて、前日に暗記系の漢字だなあ』
といった感じです。
この思考を全教科、毎日行います。
そもそも目標設定について。
きれいごとで言うつもりはありませんが、100点(満点)に設定しないといけません。
学力に関係なくです。
もし、60点に設定したら、『60点とれたらいいや』の勉強になり、絶対妥協します。
小学生の時、漢字50問テストで「満点以外不合格!」と言われ何回も再テストをしませんでしたか?
100点とろうと必死でやりませんでしたか?
60点でいいやだと、結果は基本60点以下です。それは学年を重ねるにつれ目標点と実際の点数のギャップは大きくなります。
目標が80点なら、
100点とれるまで勉強するぞと思って勉強し、テストを受け、なんだかんだ間違えて、それで80点で着地すればそれでいいのです。
80点目標の勉強では最終的な着地は70点、60点もしくはそれ以下です。
これは、勉強法に近いのかもしれませんが、何か教材を買うわけでもありません。
マインドの部分です。
もちろんこちらはプロなので、
各教科それぞれに具体的な勉強法もいろいろ提案できますが、
この
・立ち位置
・目標点のマインド
で大幅に点数があがります。
過去に中3の生徒で中1から最高でも300点台しかとったことがなかったにもかかわらず、
この2つを劇的に変えてもらって、
2週間前から毎日しつこく
「今日テスト受けたら何点?」
「100点とるために今日は何をして、それが何点分?」
と言い続けて結果5教科450点超えた人もいます。
ホークスファンということで、鷹にちなんで。
能ある鷹は爪を隠す
ではなく、
ノウ(ハウ)ある鷹は爪を隠す
ということで、
あまりしゃべりすぎないでこのへんにしておきます。
聞きたい方は大久保教室にお越しください。
最後に、
私の中学、高校のときの同級生の弟が、先月のプロ野球ドラフト会議で
ヤクルトスワローズに上位指名されました!
したがって、来年は燕(ヤクルトスワローズ)も応援しようかなと思っています!
しかし、交流戦や日本シリーズではホークスを応援します!
虎ファンの方すみません!
話に出していないオリックスファンの方、もっとすみません!
以上です!!