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西新町教室
あと1か月!
2023.12.01
こんにちは。
まんてん個別西新町教室です。
期末テストも終わり、早いもので12月に入りましたね。
1年で行事も、勉強も、部活動も1番ボリューミーな2学期があと数週間で終わります。
大人も子どもも年末年始の休みをめがけて頑張る12月になるかもしれませんね。
さて、件名にも「あと1か月!」とありますが、
皆さんは勉強するときに、期限とゴール「具体的に」考えられていますか?
特にテスト前などは顕著ですが、お子様の多くはこれを混同してしまっているケースが多いように感じます。
「〇日に提出があるから、それまでに終わらせる!!」
これが悪いわけではありません。
兵庫県の入試では得点における内申の比率が50%ありますから、「宿題を期限を守って出すこと」は正義です。
そういう意味で期限を守る、という心意気、素敵です。
ですが、定期テストはもちろん、受験など、中身のことも考えてみてはいかがでしょう。
「中3の3月までに中学校3年間の内容を完璧にする!!」
「いや…、まぁ…うん。それはそうやねんけども…。」となると思います
これは極端な例ですが、これくらい抽象的なことを掲げるお子様、結構いらっしゃいます。
それはある意味で仕方のないことです。
仕方のないことですが、出来るようにならないといけないことでもあります。
ですので、そういったお子様には
①いつまでに(期限)
②何を(アプローチする対象)
③どうやって(方法)
④どうなっていればOKか(クリア条件)
⑤クリア出来たら?(ささやかなご褒美)
をしっかり考えるように促してみてあげてください。
例えば「あと1か月」で考えてみましょう。
①12月31日までに
②2学期の英単語を
③まず教科書の覚えてない単語をピックアップして
1日Unit1つずつ覚える時間を取ってそれを最低3周する。
④意味は押さえている状態、スペルは8割の単語が書ければOKとする
⑤お年玉をいつもより多く使って高いもの買う。
などはどうでしょう。
おおざっぱに例を書きましたが、
ポイントを挙げるなら「抽象的な言葉」をなるべく使わせない、ということです。
よく成績上げるために「勉強します」という生徒がいます。
それは部活の試合で活躍するために「練習します」と言っているようなものです。
毎日みんなと部活で練習しても試合で活躍できない、
場合によっては試合に出れてすらない、そんな状況にあるのに
「練習する」を解決策にするの? それって思考停止していますよね。となると思います。
勉強も同じです。
極論で頑張れるなら、とっくの昔から頑張っています。
(もちろん努力ゼロのお子様は、まず努力1にしないといけませんが…)
だから1回しっかり考えてみるんです。
大人が考えるものみたいにしっかりしていなくてもOKです。
考えてやってみることに1つ意味があります。
でも、①②、⑤を考えることはできても、
③④を考えることってなかなか難しいですよね。
そういうときのための塾です。
教室長もそうですが、教えてくれる先生たちもいろいろ苦労してきました。
「できる」という経験はお子様よりも多くしているかもしれません。
ですが、お子様よりも「勉強に苦しんだ経験」もあると思っています。
そこをどうクリアしたのか、どう向き合ったのか、お伝えできることがあると思います。
勉強のことでお困りのことがあれば何でもご相談ください。
一緒に「具体的な計画」を考えてみましょう。