豊岡高等学校

 

アクセス
豊岡市京町にある全日制と定時制課程の高校です。歴史と伝統を感じられる環境の中で生徒は勉学や部活動に励んでいます。JR山陰本線「豊岡」駅からへ徒歩１５分。

偏差値
全日制課程は、推薦選抜（理数科）と一般選抜（普通科）で実施されます。合格の目安となる偏差値は推薦選抜で６１、一般選抜では５７です。

卒業後の進路

卒業生の主な進路は東京大、一橋大、京都大、大阪大、神戸大、東北大、九州大、大阪市立大などの国公立大学、私立大学では、関西大、同志社大、立命館大、関西学院大、近畿大など、関西圏を中心とした全国の大学です。

偏差値が前後の高校との比較

	国公立	関関同立	産近甲龍	他私立／短大	専門学校	就職
豊岡	13.70%	16.20%	35.60%	33.30%	1.20%	0.00%
八鹿	9.80%	10.30%	24.70%	49.80%	3.70%	1.70%
香住	7.00%	0.00%	4.40%	34.20%	35.10%	19.20%

 

特徴
明治２９年（１８９６年）創立の豊岡尋常中学校を母体とする伝統校で地域の中心校です。スーパーサイエンス・ハイスクール（ＳＳＨ）指定校として、また、ＳＴＥＡＭ教育実践校として大学や企業と連携した探究活動や国内外の高校との交流などが盛んです。
仲間同士で切磋琢磨し高め合う伝統があるのが、最大の強みです。「世界に通じる学力」「リーダーにふさわしい人間性」「健やかで逞しい（たくましい）心と体」を備え、地域社会をリードし国際社会に貢献できる人材の育成を目指し、「たゆまぬ向上心と探求心をもって、主体的・積極的に学び続ける生徒」「豊かな感性と道徳心をもち、他者と協働してリーダーシップを発揮できる生徒」「くじけずに課題に立ち向かうことができる、心身ともにしなやかで逞しい生徒」の育成に取り組んでいます。生徒一人ひとりの確かな学力を向上させて希望する進路を実現させるカリキュラムが組まれています。また、経験や体験を通して「実感」させることを重視した教育活動も取り入れられており、さまざな能力を養うことができます。

〈学校生活ーホームルームと進路指導〉
普通科と理数科（理数科は２０２４年度からSTEAM探求科に改編）が設置されています。国公立大学への進学を実現する教育課程が編成されており、高次の学びを習得することができます、各種外部機関との連携によって、学内だけではない多様な教育機会と学習環境が提供されています。また、学校行事や部活動、国際交流などでの実際の体験を重視し、心身の健やかな成長が図られています。進路指導では、大学入試に向けた心構えや入試の特徴など、各学年の段階に応じた進路ガイダンスや、大学からの出張講義などが予定されています。医療系人材・教員養成プログラムも実施されており、地域を支える人材の育成にも取り組んでおり、参加した生徒のほとんどが、これらの活動での学びを活かした進路を実現しています。

〈学びの特色〉
普通科では、１年次に基礎的な学力を身に着け、２年次から文系・理系に応じて発展的な学力を身に着けるカリキュラムが用意されています。理数科においては、１年次から理数科目に特化したカリキュラムが用意されています。理数科は２０２４年度からSTEAM探求科に改編され、地域の企業や大学等と連携して、文理融合型教育に演劇的手法を取り入れた幅広い知識や技術を活用して社会の課題の解決する学びを展開し、新たな価値を創造する人材を育成するカリキュラムとなります。なお、SSH校ならではの高度な最新機器を使ったりするなど、充実した研究環境が整っています。また、海外研修・オンラインなどを通じて諸外国の生徒との交流も盛んです。

■普通科
少人数によるきめ細かな学習指導がされています。２年次から文系・理系を選択し、個々の学力や進路希望に応じた科目選択を行います。全学年を通じて「探求」という科目があります。１年次では、探求の手法を習得するという目的のもと、大学と連携し、但馬や豊岡市の抱える地域課題を解決する方策を仲間と協働して見出します。そして２年次では、生徒独自の興味・関心のあるテーマを設定し、その課題解決や仮説検証を行います。過去にはプロジェクトを立ち上げて絵本を作り豊岡市内の幼稚園等に配布した実績もあります。そして３年次には、２年次の探究活動の内容をまとめ、ネイティブ教員や英語教員に英語で発表し質疑応答を行います。このような授業を通じて、課題発見力と課題解決力を育成します。

■理数科（２０２４年度からSTEAM探求科に改編）
１年次から理数科目に特化したカリキュラムが実施されています。理数科生徒は、夏休みに大学の研究室で本格的な研究を体験します。研究室生活の一部を体験することで大学のリアルな実態に触れることができます、実際に卒業生が選ぶ役に立ったプログラムNO.1となっています。
２０２４年から改編予定であるSTEAM探求科では、文系・理系を自由に選択できる単位制を予定しており、ICTを活用した文理融合型・教科横断型教育によって課題解決能力や表現力の向上を目指します。また、積極的に他校や海外の人たちとの交流を通して、コミュニケーション能力や英語の運用能力を養うこととされています。そして答えのない問いを自ら立て、仲間との協働のもと課題解決や仮説検証のプロセスを経て知識の深化を目指します。

〈クラブ活動や学校行事〉
クラブ活動は活発に行われており、陸上競技、剣道、卓球、水泳などが近畿大会に出場しています。書道は、全国大会に出展しています、この他にも、野球、バスケットボール、バレーボールなどの運動部や放送、音楽、茶道、華道などの文化部などが日々活動しています。また、豊高祭、マラソン大会、防災訓練などの行事や地域貢献活動にも力を入れています。

 

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