和田山高等学校

アクセス
JR山陰本線「和田山駅」から徒歩15分の位置にある全日制の高等学校です。
学校の周囲は2本の河川に囲まれている穏やかな環境であり、住宅街との距離が近い点が特徴です。
前身となる学校の開校は1948年と歴史のある学校であり、1999年に現在の和田山高等学校に校名が変更されました。

偏差値
総合学科への入試は一般選抜と推薦選抜でおこなわれます。
2021年から2023年までの受験者数は一般選抜で66～71人、特色選抜で20～22人です。
また倍率は一般選抜で0.97～1.00倍、特色選抜で1.00倍です。
合格の目安となる偏差値は一般選抜で40、特色選抜で42となります。

卒業後の進路
2023年に卒業した学生の内、6割以上が進学となっています。
主な進学先として専門学校が一番多く、次いで大学進学です。
大学の進学としては大阪経済大学や京都産業大学、神戸学院大学などに進学をしています。

 

偏差値が前後の高校との比較

	国公立	関関同立	産近甲龍	他私立／短大	専門学校	就職
和田山	0.00%	0.00%	1.10%	26.40%	33.00%	39.60%
日高	0	0.043	0	0.149	0.191	0.617
但馬農業	0.00%	0.00%	0.00%	5.60%	24.10%	70.40%

 

特徴
「地域を愛し、地域に根付き、地域へ貢献できる」を教育目標に掲げ、礼節や一人ひとりの可能性を伸ばす教育に力を入れています。

勉強面の指導では、生徒が目指すそれぞれの進路に合わせたアプローチを実践しています。
選択教科やカリキュラムは、生徒の興味や進路に応じた形となるように設定。
生徒の目指す進路を最大限にサポートするのが、同校の特徴です。

また就職希望者の多い同校では、資格取得にも積極的なサポートをしています。
毎月多くの検定や資格試験がおこなわれ、学生のキャリアアップにつながる取り組みをしています。

教育目標に掲げているとおり、地域との交流が盛んな点が同校の特徴です。
学生主導で開催する「わだやマーケット」には、地域にお住いの数百名の方が訪れるなど地域交流に積極的です。
将来的に地域を担える人材の育成も、同校の掲げる目標のひとつです。

〈学校生活と進路指導〉
進学希望者と就職希望者の割合が同じ同校では、どちらの進路をサポートする進路指導をしています。
就職希望者に向けたオリエンテーションや四年制大学への進学希望者向けの模試など、両方の進路に備える取り組みを実践。
将来に向けた取り組みは1年次からスタートしており、企業見学は1年次からおこないます。
2・3年次には公務員講座を開くなど、民間就職だけでない就職のサポート体制が特徴的です。
同校では学生の進路希望を叶えるために、キャリアノートを導入・活用をおこなっています。
キャリアノートを活用して、主体的な進路選択ができるように指導をしています。

〈学びの特色〉
同校における学びの特色はいくつかある中で、教育へのICTの活用は大きな特徴として挙げられます。
同校では生徒一人ひとりにタブレット端末が導入されており、デジタル教材を活用しての授業がおこなわれています。
デジタル教材の活用は授業中の効率アップのみならず、生徒の自学自習に役立ちます。
予習や復習もデジタル教材を使えば、効率的な学習が可能です。

ICTを活用した取り組みは他にもあり、県立千種高校との遠隔授業にもICTを活用しています。
数学や国語などの教科では、県立千種高校との合同授業を実施しています。
今後はさらに多くの授業で遠隔授業を計画中です。

他にも、同校では電子黒板の導入など、積極的なICTの活用が目立ちます。

ICTの活用以外にも、同校では生徒への細やかなアプローチが特徴的です。
少人数制やチームティーチング、サポーター制によるサポートで、基礎学力の向上を目指しています。
生徒からの質問や相談を漏らさず対応できる体制が整っているため、生徒も安心して授業に取り組めます。

■総合学科
生徒が希望する進路に備えられるように、基礎学力の向上を第一段階としておこないます。
地域に根差した教育を推進しており、将来的には地域を担える人材となれるようなカリキュラムが設定されています。

〈クラブ活動や学校行事〉
運動部が10、文化部が9の計19の部が活動をおこなっています。
中でも陸上部や商業クラブは、近畿大会や全国大会に出場するなど高い実績があります。
学校行事では文化祭をはじめ、体育祭や修学旅行など思い出に残る行事が目白押しです。
11月には学生の主体性向上や地域交流を目的とした「わだやマーケット」が開催されます。
またオープンスクールが毎年おこなわれるなど、進学を目指す中学生を受け入れる環境が整っています。

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