ブログ
東垂水教室
「あいつ自己満(じこまん)じゃね??」
2024.03.27
こんにちは!!
東垂水教室です!
もうすぐ、2023年度が終わりますね。
最近、西暦と和暦がごっちゃになることがあって、
「今、令和何年だっけ?」となります。
ネットで調べると、西暦の下二桁から「018(れいわ)」を引くと
令和何年かわかるそうです。すごい!!と思いました。
2024ー018=6
令和6年!!!!
さて、本題に。
タイトルにもなっておりますが、人生で1回くらい
「あいつ自己満(じこまん)じゃね??」
って言ったことがあるのではないでしょうか?
私も正直、言ったことあります。1回ではなく、何回か。。。(汗)
あまりいい意味では使われませんよね。
しかし、私は勉強においては自己満になっていいのではないかなと思います。
というか、ならないといけないと思います。
教育において、一時期、いや今もですが、頻繁に「自己肯定感」という言葉を耳にします。
「いまの子供は自己肯定感が低い」「活躍する人は自己肯定感が高い」なんて言いますね。
私はこの言葉がどうもすっと入って来ません。というか、どういうことかイメージができかねます。
一応、辞書では
自己肯定感
・・・・自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを
意味する言葉。(引用Wikipediaより)
これをもし、教育学者の方が見て「わかっていないなあ」と言われたらどうしようと思いますが、
続けます!
私は自己肯定より、自己満足の方がイメージしやすいです。
この頃、生徒にテストの前日に「今回、めっちゃ勉強した?」と聞いて「はい!」と
元気に答える生徒をあまり見なくなったように感じます。
テストが終わったあとにも「勉強できた?」と聞くと
「いやあ、携帯が。。。。」「いやあ、YouTubeが。。。」「いやあゲームが。。。。」という生徒がいます。
周りに「あいつ自己満やろ」って言われてもいいので、「今回はめっちゃした!」と自己満足してほしいです。
小学生も「最近めっちゃしています!」となってほしいです。
この気持ちにまずなることがファーストステップです。
なぜこの気持ちになる必要があるかというと、
まず、やっていないと、テストなどの結果が返ってきたときに、
「やっていないから」「やっていたら、本当は」などそれだけで片付けてしまいます。
本来は中身にフォーカスしないといけません。
また、勉強は上がり下がりがありますし、停滞期があります。
そういった結果に毎度毎度左右されずにやり続けることが大事になってきます。
さらに、中学生になると成績表が毎回のテストでわたされます。
最初にテストの答案が帰って来ます。
例えば数学10点上がったとしましょう。
「お母さん(お父さん)10点上がったよ!」
というと、「よくがんばったね!」となるでしょう。
しかし、1週間後に成績表が返ってくると偏差値が1下がっていた。
そしたら、親御さんはどうリアクションしますか?
そのときに、
テスト前に勉強をせずにゲームばかりしていたら
「成績、下がっているやん!」でしょうし、
テスト前に勉強していたら、
「点数上がっているし頑張っているやん」と
なりませんか?
点数も偏差値も順位も劇的に誰が見ても上がっていたら、成績上がったと
はっきりしますが、ほとんどの生徒がそんな簡単に判断できないことはあります。
そうであるならば、テスト前の取り組みで左右されるのではないかと思えてきます。
しかし、お子さんを見ると、誘惑たちに負けて、自己満足の域に達していない人がいます。
私が今回いう、自己満足とは、周りが見ても満足できることも付け加えてもいいかもしれません。
この、自己満足の次のステージが、
自己満足と現実とのギャップの埋め合わせ。
そして、最終ステージが、
自己満足ではなく、自信の確立です。
この話は今日はしませんが今後していきます。
まずは、自己満足。わからなければ、質より量でもいいでしょう。
やっていないのに、いろいろ言うのは大人も子供もなしです!