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垂水駅前教室
【テスト分析:垂水中学校2年】2025年学年末テスト
2025.03.06
数学
出題単元
等式、連立方程式、比例・反比例、一次関数、図形(表面積、角度)、証明、確率
問題構成/配点
■大問1 (配点 8×2点)計算問題(連立方程式や立体の表面積)
同類項のまとめ方や、連立方程式、反比例の求め方など、既習単元の基礎問題が8問出題されました。
どの問題も難しい問題ではないので、テスト前に一通り見直しを行っていれば解ける問題です。
例:2a-b+3(a+6b)、連立方程式y=3-2x,4x+y=1
■大問2 (配点 3×3点)一次関数の文章問題
グラフを見て解く一次関数の基本問題です。こちらも難しい問題ではなく、覚えているか否かで正答率が大きく変わる問題です。
1問でも間違えていた場合は復習しておきましょう。
■大問3 (配点 6×3点)図形(求角)
図形の角度を求める問題が6問出題されました。
内角や外角の和、図形の性質を理解しているかが問われています。
平行四辺形であれば錯覚が等しくなるなど、図形の性質を正確に読み取ることが出来るかが重要です。
図形の性質をそれぞれ説明できるようにしておけば充分です。
■大問4 (配点 6×2点)証明(空欄補充)
二等辺三角形の合同条件の証明問題が出題されました。
証明問題の書き方、考え方さえ身についていれば解ける基礎問題です。
■大問5 (配点 1×5点)証明
大門4は空欄補充の形でしたが、大門5は与えられた条件を元に1から説明する必要があります。
証明問題は何問も問題を解いて先ずは書き方を覚えてしまうことが一番の近道です。
配点は大きめですが、基本を押さえていれば解ける問題です。
「全く書けなかった」という場合は基礎から復習しておきましょう。
■大問6 (配点 3×2点)ことがら
ことがらに関する問題が出題されました。
ここは「ことがら」が理解できていれば簡単に正解できる問題です。
例:ひし形で成り立つことがらを選択肢から選んで答えなさい。
■大問7 (配点 3×3点)確率(玉を取り出す問題)
赤玉、白玉が入った袋から球を取り出した場合の確率を求めるオーソドックスな確率の問題です。
樹形図を書くことができれば問題なく正解できる問題です。
「少なくとも〇〇は」という表現がでてきた場合、どのように考えればよいでしょうか。
抜けがないか見直ししておきましょう。
■大問8 (配点 5×3点)確率(さいころ)
さいころの出目を求める問題です。
4問出題されましたが、最後の2問は反比例を利用する問題で、今回のテストでは少し難易度が高めの印象です。
例:2個のさいころを同時に投げた時とき、Aの出る目をa、Bの出る目をbとする場合、a+b=4となる確率は?
■大問9 (配点 5×2点)確率(じゃんけん)
二人の会話文を読み、求めた答えを空欄補充する形式の問題です。
垂水中学校のテストではこのパターンの問題がよく出題されますが、聞かれていることは単純です。
読解力・思考力が必要になる問題ですが、普段から応用問題を解いておくと苦戦せず解けるかと思います。
傾向/対策
配点としては3学期で習う単元の比重が多いもののの、今までの習った範囲全ての問題が出題されました。
難易度の高い問題は少なく、定期的に復習をしていれば解ける問題が多い印象です。
対策としては、分からないところがあれば都度復習が理想ですが、冬休みの期間に苦手単元だけでも徹底して復習することで高得点も目指せます。
ほぼすべての既習単元から出題されていることもあり、自分がどこを苦手としているのかが明確に分かるテストでもあったかと思います。
平均点を取れていない場合、自力で挽回できるケースは非常に少ないので学校や塾に頼って対策してもらいましょう。
英語
出題単元
不定詞、現在完了形、受動態、比較級など
問題構成/配点
■大問1-2 (配点 10×2点)リスニング
質問に対する答えを選択する問題が5問、放送された英文をもとに空欄を埋める問題が5問出題されました。
難しい単語は出ておらず、文の構造と単語を理解していれば解ける比較的得点率の高い問題です。
聞き取れても単語を書けないといけないので、ミスがあった場合、単語力に問題があるケースがほとんどです。
■大問3 (配点 10×1点)文の読み取り(空欄補充)
文章を読み、空欄になっている概要に単語を埋める問題です。
教科書通りの文が出題されていることに加え、英単語も抜き出し形式で出題されているので勉強していれば解ける問題です。
例:次の記事を読み、あてはまる英単語を抜き出し答えなさい。
■大問4 (配点 5×2点)並び替え
日本語の文を読み、ばらばらになっている英文を正確な順番に並べる問題です。
不定詞や比較級、受動態など文法が正確に理解出来ているかの確認です。
基本的なところが出題されているので、解けなかった場合は該当単元の復習がマストです。
例:猫と犬ではどちらが好きですか?→(dogs/better/or/which/like/you/cats/do/,/?)
■大問5 (配点 8×1点)英単語
英単語の確認問題が8問出題されました。
テストで出題された単語以外でも、既に習った範囲の単語は必ず覚えておきましょう。
例:次の英語を日本語に、日本語を英語に直しなさい。
■大問6 (配点 10×1点)空欄補充
日本語文をもとに、英文に合うように空欄を単語で埋める問題です。
習った範囲の単語や熟語を正確に覚えているかどうか、覚えていなければ覚えるのみです。
■大問7 (配点 2×3点)英作文
日本語を英語に書き換える問題が2題出題されました。
3学期に習う範囲の文法を覚えていれば解ける問題です。
主語動詞の基本的な並びができているか、確認しておきましょう。
例:「私はずっと日本のアニメに興味があります。」と説明するとき英語でどのようにいうか答えなさい。
■大問8 (配点 5×2点)英文の書き換え
与えられた英文を指示に従って別の英文に書き換える問題です。
付加疑問文や主語の変形、疑問文にするなど、文法を理解していないと解けない問題です。
ミスがあった場合は、戻って復習しておきましょう。不定詞や動名詞の用法覚えていますか?
例:You want something to eat.(付加疑問文に)
■大問9 (配点 5×2点)長文読解
会話文の中から中央値や最頻値を求める問題が6問出題されました。
聞かれていることは単純ですが、読解力が問われる問題です。
■大問10 (配点 16点)長文読解
教科書に載っていない初見の長文で、正確に文章を読めているか問われる問題です。
定期テストに向けた勉強のみでは長文は読めないので苦戦した方も多かったのではないでしょうか。
和訳が出来なければ単語力、文法力が不足している証拠です。
長文読解は基礎から!文法・単語を再度覚え直しましょう!
傾向/対策
1学期からの文法や単語が理解できていないと正確に長文は読めず、英語が苦手な子にとっては中々難易度の高いテストです。
単語とリスニングでしか点数が取れていないケースもあるかと思います。
前提として、英語は長文を正確に読むことを疎かにしていては点数は伸びません。
とにかく習った範囲の単語と熟語、文法は確実に覚えておきましょう。
「なんとなく覚えている」を無くすことが一番の近道です。
まんてん個別の取り組み
当教室では学力向上に向け、予習→学校の授業→復習といったサイクルで、定着を前提とした授業カリキュラムを組んでおります。
英語や数学は積み上げ式の科目であり、一朝一夕では中々伸びません。
個人の苦手分野を洗い出し、出来ていない箇所を重点的に復習することで定着までもっていきます。
面談のご予約、下記よりお気軽にお申し付けください。
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