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まんてん通信
まんてん通信 2020年7月号
2020.07.01
今年の高校受験はどうなるの?
新型コロナウィルスの影響で今年度の中学3年生の高校受験はどうなるの?と不安になっている受験生は多いのではないでしょうか。
今のところ、兵庫県において発表されているのは、受験の日程や方法、定員等の基本的な制度そのものは変わらないようです。
では何が変わるのか。変わることが決まっているのが試験の出題範囲です。
例年は中学3年間の内容が範囲となっていたので、中学3年生の最後に習う数学であれば三平方の定理も毎年のように出題されていました。
しかしながら今年度において今のところ文部科学省から出されている通知としては、地域ごとの休校状況を踏まえ、高校入試の出題範囲や内容、出願方法について「特定の受験生が不利にならないよう、必要に応じた適切な工夫を講じてほしい」というものです。
ここからはあくまでも私個人の推測になりますが、おそらく学校ごとに学習の進度が異なるので、中学3年生の最後のところは出題が見送られる可能性が高いのではないかと見ております。
その分、1.2年の内容から例年よりも多く出題されると見ています。
一方、出題される問題の難易度自体はそこまで変わらないのではないかと見ています。
つまり、今年度の受験において重要となるのは、1・2年の範囲の習熟度をいかに高めておくかが鍵になるということです。
例年、1.2年の復習は夏休みにやるという生徒も多いです。
まんてん個別でも例年、夏期講習では1.2年の範囲を重点的に取り扱います。
今年はその1.2年の復習、夏休みの過ごし方によって受験の結果に直結する可能性が高いと言えます。
9月の模試は1.2年の範囲からの出題が多いので、その結果が=(イコール)受験の結果に結びつくとも言えるぐらいです。
今後も新型コロナウィルス再流行があればさらに状況が大きく変わることもありますが、
受験生はまずは今できることに集中しましょう。夏休みが短くなりますがその短い期間にいかに1.2年の復習をきちんとやりきれるかが勝負です。
1日1日を大切に!
今月の高校紹介・・・神戸市立須磨翔風高校
①どこにあるの?
神戸市営地下鉄西神線 名谷駅より西へ徒歩5分
②どんな校風?
校風:人・社会・希望につながる学校
校訓:進取・協調・責任
③どんなクラブが盛ん?
運動部・文化部ともに活動は盛んです。
和太鼓部など、他の学校にない部活もあり積極的に活動しています。
④どんなコースがあるの?(レベルは?)
須磨翔風高校では、どの科目がどんな進路に役立つかわかるように、多くの選択科目を「国際・文化」「科学・環境」「福祉・健康」「経営・情報」「教育・人間」という5つの科目群に分けています。
⑤卒業後の進路は?
私立大学への進学が多いようです。関関同立や、産近甲龍がボリュームゾーンです。
短大や専門学校への進学も多いです。