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東垂水教室
【数学がなぜ大切なのか】
2021.05.20
こんにちは。
まんてん個別東垂水教室の教室長 重松です。
今回は、皆さん疑問に思ったこともあるでしょう。
【数学がなぜ大切なのか】について書いていきたいと思います。
実をいうと私も小学生のころから数学は大の苦手でした。
逆に英語が好きでとにかくたくさんの単語を知って文章を1つでも読めるようになりたいと思っていたのが懐かしいです。
そして今塾の教室長をして思うことは、「数学は生活の基礎だということ」です。
四則演算(+、-、×、÷)は日々の買い物で使いますのでもちろん必要な計算ですよね。
学習するのはこれだけでいいじゃないと思ったことも正直あります。
では、なぜ難しい文章問題や関数、図形の証明などを習わないといけないのでしょうか?
私個人の見解ですが、それは「自分の持っている知識で何が解決できるのか」ということを体験し、
社会に出て必要となる「問題解決能力」をはぐくむためだと思います。
「数学的思考力」や「理系脳」、「論理的に考える」など、
昨今プログラミングを筆頭に理数系の必要性が増してきたように思えます。
そんな中でも数学を苦手とする子どもの数はやはり減っておらず、
勉強が苦手な子どものほとんどが数学に難を感じているのではないでしょうか。
数学と一口に言っても、それぞれの単元で使う知識は似ているもの、共通のものはあれど同じではないですよね。
各単元で出てくる「公式」はいわば英語でいうところの英単語です。
それがないと解けないもの、と思って中学生の間は覚えるほかありません。
しかし、学年が上がってくると「公式」として暗記していたものが公式を使わなくても解けるようになったりします。
学習していくと一つの問題にもいろいろな角度からの解法があることに気づきます。
そうなれば数学のおもしろさに気づくでしょう。
「数学の問題一つを複数の方法で解けたところで何になるんだ、知識が増えるだけじゃないか」と思いますか?
まだまだ先の話だと思うかもしれませんが、社会に出て何か会社で問題が出てきたときに、
1つしか解決策を示せない人と3つ示せる人では思考の深さが違うのがわかります。
「複眼的に」という難しい言い方をすることがありますが、
複数の眼(複数の角度)から見たように物事を考える力を養えるのが数学なのです。
すごく長期的に見なければ今数学を学習している意味なんて見つけられないかもしれません。
今数学で問題に取り組むことが楽しい、面白いと感じる方はそのまま突き詰めていってほしいです。
でもなかなか数学は曲者で、すぐにわかって解ける人は少ないのかもしれません。
どのレベルからでも大丈夫です。
まんてん個別は子どもたち一人一人の習熟度に応じて指導していきます。
数学はまずは量。量が足りないあなたはできる問題から取り組んでください。
量を解いて計算はばっちりというのであれば文章題や図形で何を使ってどう解くか、訓練を積みましょう。
「為せば成る
為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の為さぬなりけり」
「やればできる、できないのはあなたがやらないからだ」という意味です。
私たちはどんな子どももできると信じて指導します。
ご相談いつでもお待ちしております。