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湊川教室
実力テストを終えて
2021.06.15
こんにちは、湊川教室です。
もうすぐ期末テストですが、その前に中学三年生は実力テストを終えたばかりなので、大変でしょう。
実力テストの結果も返ってきて「結構できた」「全然ダメだった」など、様々あるかと思います。
しかし、ここでお伝えしたい事が、一つあります。
それは『今回の実力テストの結果を、必要以上に重く受け止め過ぎないでください』という事です。
今回の実力テストは、点数が出ない方も多かったのではないでしょうか。
実力テストの問題は受験問題に近い内容になり、今回が三年生最初の実力テストです。(4月は課題実力のため、カウントしません!)
今の時点では問題慣れしておらず、点数があまり出なくても仕方ないです。
ただし「次は頑張るから」と課題を先延ばしにしていたら、大変なことになりますよ。
部活動に例えると、今はまだ基礎練習の段階です。
基礎も定着していない状態で練習試合でいきなり結果を出せるでしょうか。ましてや公式戦で活躍できるでしょうか。
普通ならば、まず基礎練習で基礎を定着させ、練習試合で試合の感覚を掴み、それらを経て公式戦に出場するでしょう。
また、基礎練習の段階でも、部活動だけでは時間が足りず、家で自主練をする人が多いのではないでしょうか。
基礎練習も試合経験も無しでいきなり公式戦で活躍するのは不可能です。
もし、そのような人がいたら間違いなく天才です。ただし、基礎練習や実戦練習を怠れば、いずれ必ず通用しなくなります。
勉強も同じです。まず、学校や塾で習ったことを宿題として家で復習し、知識として定着させます。
そして、今回の実力テストや模擬試験などで試験に慣れると同時に出てきた課題を克服し、入試を迎える準備をするのです。
今までの取り組みは、基礎練習で実力を伸ばしていく段階でした。
夏期では、これまでの総復習や応用問題などを進め、入試に向けて準備を進めていきます。
「入試なんて、もうちょい先や」
そう思っていたら間違いなく直前で慌てることになります。
「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」
後で後悔しない為にも、しっかりと準備を進め、この夏を駆け抜けていきましょう。