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兵庫駅前教室
公立高校入試と内申点について
2021.07.14
公立高校入試と内申点について
こんにちは!
兵庫駅前教室です。
来週は終業式ですね!いよいよ夏休みです!
勉強に遊びに部活、習い事など頑張っていきましょう!
また、当塾では夏期講習が始まります!
夏は苦手単元を克服する貴重な機会なので頑張っていきましょう(^^♪
ところで、中学生のみなさんは自分の内申点を知っていますか?
全学年、終業式に通知表が配られると思います。
それが実は、公立高校受験において非常に重要ということを理解していますか?
そもそも、みなさんはどうやって高校が決まるのか、内申点とは何なのかご存知ですか?
ということで本日は兵庫県の公立高校入試制度(一般入試)と内申点の重要性について説明します(^^)/
このテーマを選んだ理由は、ちょうど通知表が返ってくるタイミングであること。
そして志望校合格への最初のステップは、入試制度を理解することだからです。
いわば、入試ルールです。
どんなスポーツもゲームも正しくルールを理解せずに戦略を練ることはできませんし、勝つことはできませんよね。
だからこそ入試を理解し、自分の現在地(志望校との差)を知り、作戦立てて行動に移すことが重要です。
それではいきましょう!
まず兵庫県は500点満点で合否が決まります。
以下が内訳です。
①内申点250点
②当日の入試得点250点
③第一志望加算点(20~30点)
①は、みなさんが終業式に配られる通知表の得点です。
5段階評価になっており、それぞれ掛け点があります。
■内申点=入試5教科の5段階評価×4点+副教科の5段階評価×7.5点
②は当日1発勝負の入試です。試験範囲は中学三年間習った全範囲ですので、いうならば究極の実力試験です。
主要5教科500点満点の試験が0.5倍に換算されて250点満点となっています。
例)入試得点が5教科で360点→180点
③は複数志願制度といいまして、第一志望校と第二志望校を選ぶことが可能です。
その場合は、第一志望校のみ加算点があります。
(専門学科は複数志願制度の利用は不可。また、配点は学区によって違います。)
上記から兵庫県の入試の特徴をまとめますと
●内申点比率が高い。→早い段階で志望校が決まる。
内申点が大幅に足りていないと、当日入試での一発逆転が難しい。
(一発逆転が難しいということは、コツコツ型が報われやすいシステムといえます。)
●内申点の中で副教科の配点が高い。
→副教科を甘く見ると致命的。
内申点とはあくまで合計得点なので、主要5教科が良くても副教科が悪ければ内申点は伸びません。
例)
Aくん 英数理社国 すべて「4」 副教科 すべて「3」→170点
Bくん 英数理社国 すべて「3」 副教科 すべて「4」→186点
※オール5が250点、オール4が200点、オール3が150点がですので、この基準を覚えていれば
楽に計算ができます。
じゃあ、内申点のために副教科だけ頑張ればいいの?
いいえ、決してそうではありません。
合否判定の半分は当日の入試得点なので、やはり5教科の勉強は継続しなければいけません。
まずは高校受験の仕組みを理解し、内申点を上げながら実力をつけるために
日々勉強していきましょう!!
*入試制度を初めて知った人は、これを周りの家族や友達に説明してみましょう(^^)/
理解が深まること間違いなしです!
(学んだことを誰かに説明するというのは、普段の勉強においてもおススメの勉強法です♪)