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兵庫県 第一学区高校情報&入試情報
舞子高校の偏差値と内申、合格ラインと進学実績まとめ
2021.11.10
この記事では、舞子高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。
受験する方に向けて舞子高校の合格ラインや必要な内申点についても解説しています。
高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
🏫 舞子高校とは?
舞子高校は兵庫県第一学区に位置する偏差値52〜53の公立高校です。昭和49年に全日制普通科として開校され、平成14年には全国初の環境防災科が設立されました。「誠実・健全・親愛・勤勉」の4つの校訓のもと、知・徳・体の調和のとれた心豊かな人材の育成を教育目標としています。近年では女子制服が複数パターンから選べるようになり、女子生徒の人気も上昇中です。
📍 アクセス情報
舞子高校へは以下の方法でアクセスできます:
・JR舞子駅または山陽電鉄の舞子公園駅から、神戸市バスまたは山陽バスに乗車
・神戸市営地下鉄の学園都市駅から、神戸市バスまたは山陽バスに乗車
・いずれも「多間東小学校前」下車、徒歩約5分
住所:〒655-0004 兵庫県神戸市垂水区学が丘3丁目2番
電話:078-783-5151
🎓 学科構成と特色
舞子高校の総募集人数は240名で、以下の構成となっています:
普通科(一般入試:190名)
・1年次は基礎学力の充実を図る
・2年次から「文系」と「理系」に分かれる
・文系選択者は多様な科目から自由に選択可能
先進理工類型(特色選抜:10名)
・普通科に所属しながら特別カリキュラムを受講
・「アドバンストスタディーズ」という科目(年間約35時間)で大学や研究所での講義・体験
・理工系分野で世界的に活躍できる人材育成を目指す
環境防災科(推薦選抜:40名)
・全国初の防災教育専門学科
・カリキュラムの3分の1が環境防災に関する学習
・自然環境、社会環境、震災などについて学ぶ
・卒業後は消防士や公務員になる人も多い
・社会的意義の高い学科として評価されている
🎯 進路状況
舞子高校の卒業生は以下のような進路を選択しています:
・4年制大学:約8割(全体の約80%)
国公立大学:兵庫県立大学、神戸市外国語大学など(全体の1.6%)
関関同立:関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学(全体の3.4%)
産近甲龍:甲南大学、近畿大学、京都産業大学、龍谷大学(全体の12.7%)
その他私立大学:神戸学院大学など(全体の73.6%)
・短期大学・専門学校:約10%
・就職:約2.3%(少数)
📊 偏差値と近い学力の高校
舞子高校の偏差値は52〜53で、兵庫県内では上位40%相当です。学力が近い公立高校としては:
・市立須磨翔風高等学校(偏差値:53/52)
・神戸鈴蘭台高等学校(偏差値:54/52)
が挙げられます。
📈 応募倍率の推移
■一般選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 190 | 190 | 190 |
受験者数 | 268 | 196 | 225 |
倍率 | 1.41 | 1.03 | 1.18 |
■推薦選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 40 | 40 | 40 |
受験者数 | 61 | 45 | 50 |
倍率 | 1.53 | 1.13 | 1.25 |
例年の倍率は1.03〜1.41倍で推移しており、他の公立高校と比べて平均的な水準です。
舞子高校の合格ラインは?入試得点と内申点の目安はどれくらい?
合否はどのようにして決まるの?
兵庫県公立高校入試 一般選抜は大きく分けて以下の3項目の合計得点で合否が決まります。
①内申点(250点)
②学力検査の計算式(250点):当日500点満点の入試×0.5
③第一志望加算点
■内申点の計算式
250点=(主要5教科の通知表×4倍)+(副教科の通知表×7.5倍)
・主要5教科(英語・数学・理科・社会・国語)
・副教科(音楽・美術・技術家庭科・保健体育)
ポイントは主要5教科の配点はどれも同じであり、傾斜配点ではないということ。
また、副教科の掛け数が主要5教科の倍近くあり、内申点が悪いと致命的であるということです。
内申点は入試前に決まるので、内申点で高校が決まるといっても過言ではありません。
例)
①すべての教科の通知表が3の場合
⇒150点=(5教科×3×4)+(4教科×3×7.5)
②すべての教科の通知表が4の場合
⇒200点=(5教科×4×4)+(4教科×4×7.5)
③すべての教科の通知表が5の場合
⇒250点=(5教科×5×4)+(4教科×5×7.5)
*上記の式に自分の通知表を当てはめて、内申点を計算してみましょう。
■学力検査の計算式
250点=主要5教科×100点×0.5
例)当日300点の得点の場合 ⇒150点=300×0.5
*上記の式に直近の実力試験の点数を元に計算してみましょう。
内申点と学力検査の合計で行きたい高校に行くためには何点必要なのかを確認しましょう。
📝 合格ラインと必要な点数
合否判定の仕組み
兵庫県公立高校の一般選抜は以下の3項目の合計得点で合否が決まります:
1.内申点(250点満点)
2.学力検査(500点満点の50%=250点満点)
3.第一志望加算点
舞子高校の合格に必要な目安
・一般入試:500点満点中約290-300点
数学・社会・英語で各65点以上
理科・国語で50点後半が理想的
・内申点:180点程度
オール3(150点)では不足
主要教科から4が2つ、副教科から4が2つ程度必要
舞子高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?
ここでは、須磨翔風高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、須磨翔風高校からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。
神戸野田高等学校
神戸野田高校は大正15年に設立された学校で、神戸市長田区に立地しています。質実剛健を教育理念として掲げており、修学旅行(特進コースはイギリス)や文化祭・体育祭等、行事に対して非常に熱心な校風です。4つのコースとそれぞれの系列に細かく分かれており、生徒の進路や意欲に合わせた学習をすることができます。
育英高等学校
神戸市長田区に位置し、明治32年に設立された、100年以上もの歴史を持つ高校です。『各有能(生徒一人ひとりの能力を育てる)』ことを基本の教育方針としており、海外交流を含めた様々なカリキュラムが用意されています。卒業生の大半が4年制大学に進学しますが、有名国立大学や難関私大への進学者も毎年出ています。
💡 受験アドバイス
1.オープンハイスクールに参加する
行きたい高校、合わない高校の両方を見極めるチャンス
2.偏差値の近い学校との違いを理解する
部活動、学校の雰囲気、アクセス等を総合的に検討
3.複数志願制度を活用する
第二志望校候補:北神戸総合高等学校、神戸高塚高等学校など
私立併願校:神戸野田高等学校、育英高等学校など
■倍率に動揺しない
複数志願制度があるため倍率判断が難しい
基礎をしっかり固めて点数を取れば合格できる
■各教科の目標を設定する
100点を目指すのではなく、取れるところをしっかり取る
基本を徹底して抑える
高校受験は人生の重要な岐路です。舞子高校はその環境防災科を筆頭に特色ある教育を提供しています。自分の目標や適性に合わせて、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
実際にまんてん個別指導塾の卒業生の中に、舞子高校に合格した複数の生徒さんがいるので、ぜひ体験談を参考にしてみてください。
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