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二見教室
5月② 英語や数学が苦手な生徒様に共通する“ある習慣”
2025.05.26
こんにちは、まんてん個別 二見教室です。
今回は、普段当教室でも対面授業で受けることの多い、「英語」と「数学」科目について、気になることを記載いたします。
英語や数学が苦手だという生徒様に接していると、ある共通する“習慣”が見えてきます。それは、「わからないことをそのままにしてしまう」という習慣です。これは一見、怠けているようにも思えるかもしれませんが、実際には多くの場合、どこから手をつければよいかわからず、立ち止まってしまっているのです。
特に英語や数学は、積み重ねの教科です。中学1年の英文法が理解できていなければ、その先の文章読解もままなりません。数学もまた、小さな計算ミスが公式の使い方の誤解へとつながり、やがて「解き方がわからない」という全体的な苦手意識を育ててしまいます。問題が解けないときに「なんとなく」で先に進んでしまうと、わからない部分が雪だるま式に大きくなっていくのです。
この「わからないままにする」習慣が厄介なのは、子ども自身がそれを当たり前のこととして受け入れてしまう点にあります。「自分はこういうところが苦手だから」「考えても無理だから」と、知らず知らずのうちに思考を止めてしまう。そしてそれが習慣化すると、わからない問題に出会った瞬間に、考えることをあきらめてしまうようになります。
しかし、これは努力や根性の問題ではありません。大切なのは、「わからないことを放置せず、立ち止まって確認することが当たり前の行動」になるように、意識を少しずつ変えていくことです。できるところから振り返り、自分のペースで「わかる」経験を積み重ねることで、苦手意識は必ず薄れていきます。
英語でも数学でも、「わからない」をどう扱うか。それがそのお子様の学力を大きく左右します。わからないことに出会ったとき、そこで終わるか、立ち止まって考えるか。それが成績以上に大切な“習慣”であり、学び続ける力の土台となると考えています。
上記のお悩みも含め、まんてん個別 二見教室では入塾時に「無料」の学習相談会を実施しております。
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