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東加古川教室
兵庫県公立高校入試制度と仕組みを徹底解説!
2025.06.01
この記事では、兵庫県公立高校の入試制度を詳しく解説し、通知表や学力検査のポイントや特色検査についてもご紹介します。兵庫県の公立高校を志望している中学生のみなさん、入試制度についての不安を解消して、これからの受験対策にぜひお役立てください。
目次
兵庫県公立高校入試の仕組みとは?
入試の全体像と特徴
公立高校の受験方式
公立高校の受験方式には「推薦・特色選抜」と「一般選抜」があります。
私立高校の受験方式
私立高校の受験方式は「一般入試」があります。
「推薦入試」は学業やスポーツなどの成績を活かして出願する方式です。
「一般入試」は中学校における学習活動の成果を総合的に見る方式です。
私立高校の一般入試は2月10日頃に行われることが多く、公立高校の推薦・特色選抜の直前に行われます。
兵庫県 公立高校入試のスケジュール(2025年度/令和7年度)
公立高校入試の日程
2025年度(令和7年度)兵庫県公立高校の入試日程は以下の表の通りです。
日程 | |
出願受付期間 | 2月25日(火)、2月26日(水)2月27日(木) |
志願変更期間 | 2月28日(金)、3月3日(月)、3月4日(火) |
学力検査 | 3月12日(水) |
合格発表 | 3月19日(水) |
※昨年度のデータ
兵庫県公立高校入試の「一般選抜」の仕組み
一般選抜とは?
一般選抜は全日制課程の高校受験者全員を対象に実施されます。
一般選抜では、学力検査と内申点を基に算出される合計値で合否が決まります。以下に学力検査と調査書の詳細を解説します。この項目では、学力検査と調査書について解説していきます。
学力検査:科目構成と実施内容
ほとんどの高校で国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5教科で行われます
各教科100点満点で、×0.5した合計250点満点として使用します。
兵庫県の学力検査は、理科と数学が難しい傾向にあります。難易度の高い問題にも対応できる対策が必須です。
通知表:内申点の扱い方
通知表の記録(評定)と呼ばれる、内申点も一般選抜では重視されます。以下の式にもとづいて、数値に換算して使用します。
中学3年の5教科(国、社、数、理、英)× 4 +中学3年の4教科の内申合計(音、体、美、技家)× 7.5=合計250点満点
ポイントは、中学3年の副教科が重視される点です。5教科の内申ももちろん大切ですが、入試の点数に影響するため、学校での授業や定期テストのこともしっかり考えて作戦を立てましょう。
一般選抜の仕組み
一般選抜では学力検査と内申点と第一志望校のみ25点の加算があり、その3点を使用して合否を決定します。
公立高校の全日制普通科(単位制含む)と総合学科の一般入試では、複数志願選抜が実施されます。これは、1度の学力検査で第一志望校と第二志望校の両方の選抜が受けられる制度です。
以下の判断により合否が決まります。
第一志望校:学力検査+内申点+25点
第二志望校:学力検査+内申点
ご自身が第二志望校で出願する高校は他の人の第一志望校でもあるので、25点の加算がなくても戦える高校を選ぶ必要があります。
兵庫県公立高校入試の「特色検査」の仕組み
推薦・特色選抜とは?
推薦・特色選抜とは、高校や学科によって実施される学力検査以外の検査です。「小論文」または「面接」または「実技検査」を実施します。複数の特色検査を実施する学校もあります。
○小論文
志望理由、長所、入学後どのような生活を送りたいかなど学校に応じて複数の題に約400字程度書き記します。
それぞれの学校によって質問は異なってきます。
○面接
普通科、専門学科を問わず実施する学校があります。個人面接で10~15分程度の面接を実施し、各高校の評価の観点に基づいて点数が決定されます。
評価の観点の例
・入学希望の理由・中学校での教科等に対する学習意欲
・中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲・高校での教科・科目等に対する学習意欲
・高校での教科・科目等以外の活動に対する意欲・面接の態度
○実技検査
一部の学科で実施される検査で、各高校によって検査内容や評価の観点が異なります。以下の例はそれぞれの検査の概要です。
例)デザイン科の場合
○ 与えられた題材を鉛筆でデッサン(素描)する。
・鉛筆(2H~4B程度)、消しゴム(練り消しゴム可)を持参する。
・鉛筆削り用のカッターナイフを持参してもよい。
・題材及び用紙(B4画用紙)は学校で用意する。
例)スポーツ科学科の場合
○ 専門種目:スポーツ科学科で学習する次の内容のうち( )内の10種目の中から1種目を選択し、その種目についての技能を検査する。
・測定競技(陸上競技)・・・走・跳・投の各種目から1種目を選択する。
・ゴール型球技(サッカー、バスケットボール、ハンドボール)
・ネット型球技(バレーボール、ソフトテニス、バドミントン)
・ベースボール型球技(ソフトボール)
・ターゲット型球技(ゴルフ)
・武道(柔道)
例)音楽科の場合
○ 入学後、主に取り組む楽器で、次の内容を演奏する。
・演奏時間は1人につき①②合わせて約3分とする。
・課題によっては途中で演奏を止める場合がある。
・音階の詳しい内容・課題曲については、高校ホームページ及び学校説明会にて提示する。
まんてん個別が考える神奈川県公立高校入試のポイント
選考基準のポイント
自分の志望校の基準を確認して、目標点がどのくらい必要か把握しておくと対策しやすいです。
また、志望校と偏差値が近い高校の比率や特色検査の有無を早い段階で調べておくことも大切です。
共通選抜・特色検査対策の方針
まんてん個別では、一般選抜で使用される内申点対策に力を入れています。学校の定期テストの点数が伸びなかったり、内申点がなかなか上がらなかったりする生徒に対して、経験豊富な「学習伴走のプロ」教室長がサポートしています。各生徒のレベルに合わせて個別最適化された学びのもと、内申点の着実なアップを実現します。
もちろん学力検査の対策も万全です。入試本番まで徹底した対策を行っています。
まとめ|兵庫県 公立高校入試の仕組みをしっかり理解しよう
入試制度をしっかり理解しよう
入試制度は一見複雑で難しいです。しかし、志望校が実施している検査の内容や基準、目標点などについて知っておかなければ合格までの目標を立てることができません。ぜひこの記事を通して、兵庫県の公立高校入試をしっかり理解して目標を持って勉強しましょう。
早めの準備で志望校合格を目指そう
志望校合格のためには、自分がいつどのような勉強をすべきか目標を立てて勉強することが大切です。早く目標を立てれば、その分多くの時間をかけて志望校に近づくことができます。各高校について詳しく説明した記事もまんてん個別ブログに掲載しているので、現在の志望校の記事を確認して、ぜひ自分と志望校の位置を把握してみてください。
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