ブログ
兵庫駅前教室
やるやる症候群に陥らない!
2020.09.10
やるやる症候群に陥らない!
お母さん又はお父さんに「勉強しなさい!」と怒られる方は “ たくさん “
いらっしゃるでしょう。言われた方の中には「後でやる!」と返す子もいらっ
しゃるのではないでしょうか?ではそんな皆様方に、孔子先生とその弟子の
やり取りを例に一つアドバイスをおくりましょう。
“ 子(し)貢(こう) 君子(くんし)を問(と)う。子(し)曰(いわ)く、先(さき)に其(そ)の言(げん)
を行(おこな)いて、而(しこう)して後(のち)に之(こ)れに従(したが)う。“
孔子の論語 為政(いせい)第二の13に伝えられている孔子とその弟子、子貢とのやりとりです。これは不言実行を説いているものとしての意味合いがあります。不言実行とは、「あれこれ言わずに、なすべきことを実行すること」という意味ですが、このやり取りは端的に言うと「まずはしましょう」という事を語っています。これは「予定」ばかり立てるまたは、「空論」ばかり述べずにまずは「行動」しなさいという事につながるでしょうか。
「後でやる」と言って逃れようとする時は、基本的にはその物事に興味を持っていません。興味ない事にも興味を持っていきましょう!と言えばそれまでですが中々それを言う事も難しいところがありますね。ですが「しなければならない事」というものはいつの世も存在していますので、その時にはこの教訓を活かしても良いかもしれませんね!
それでもやっぱり・・・と言う方は、まずはペンを持つことから始めてみましょう。特に何か書く必要はありません。ペンを持ちながら教科書を開いて最悪ボーっとしていても大丈夫です。それを繰り返すうちに、その行為自体が当たり前の様になり、じゃあ次は教科書の太字の部分をとりあえず書いて練習しようかな、という風に繋がっていけるでしょうか!
何事もまずは一歩目からということですね!