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兵庫駅前教室
講師(椎木先生)の休日⑤
2018.06.30
みなさん初めまして。まんてんラボで講師をしている椎木(しいき)と申します。今日は「講師の休日」を紹介するという事で、この前の休みの日に何をしたのかをブログ風に書いてみようと思います。
6/29の金曜に、大阪梅田にあるフェスティバルホールでコンサートを鑑賞してきました。グスタフ・マーラー。
僕は音楽を聴くのが好きで、ジャズとロックをよく聴いています。実はクラシック音楽については去年の大学の授業で西洋音楽史を学んだことをきっかけに聴き始めたようなものなので、いまだにしっかりとした"好み"があるというわけではありません…。ジャズやロックに比べてクラシック音楽は、長いし複雑だし難解なものも多いし…という状態です(笑) ですが、友達や先生とクラシックに関する話をしていく中で徐々に関心を高めながら、今ではコンサートに足を運ぶようになりました(今回でまだ2回目ですが)。
マーラーの音楽は「ながったるい」という印象を持たれることが多いようですが、今回の交響曲第2番『復活』は、展開も分かりやすく掴みやすいメロディが各楽章にそれぞれあったように個人的には思いました。ですので無理なく楽しめたような気がします。
しかし、同じ1時間を過ごしたとして、僕みたいなクラシック初心者と、クラシック音楽を熟知している専門家とでは、感動できる幅が全くちがっているんだろうなぁと思います。そう考えると悔しいです。クラシック音楽ひとつを例にとってみても、「感動できるものが多い」ということは、それだけ「人生を楽しめる」ということなのではないでしょうか。だからこそ今後とも、僕は自分の人生を思い切り楽しめるように色々なことに対して興味を持って係わっていきたいと思います。
最近では、「いい大学に入って、いい企業に就職して、お金をいっぱい稼いで…」というのが主流なモデル・ケースとして社会に共有されているような気がしますが、「そのお金で何をしたいの?」というところまでがしっかりと考えられていないような気がします。せっかくお金を稼いでも、はかなく無意味な使い方しかできないとすれば、それはなんだかむなしい感じがしませんか?
こういったことをひとりで黙々と考えながら家に帰る、そんな休日でした。