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兵庫県 第二学区高校情報&入試情報
県立鳴尾高校の偏差値と内申、合格ラインと進学実績まとめ
2023.06.22
この記事では、鳴尾高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。
受験する方に向けて合格ラインや必要な内申点についても解説しています。
高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。
鳴尾高校とはどんな学校?特色や校風を紹介
特徴
鳴尾高校では、国際文化情報学科の「英国研修」や普通科の「グアム修学旅行」、全校生(希望者)対象の「オーストラリア研修」や西オーストラリア州イートンコミュニティカレッジとの姉妹校提携に基づく「交換留学プログラム」など、グローバルな視野を育成する特色ある教育活動を展開。
また、普通科には「総合人間類型(教育・看護・福祉)」が設置され、将来の目標(夢)をより明確化することで、キャリア意識を醸成しコミュニケーション能力やリーダーシップを培う教育プログラムを展開しています。
部活動入部率は80%を超え、兵庫県を代表して全国大会や近畿大会で活躍する部活動も多く、「文武両道」の気風のもと、生徒たちは充実した学校生活を送っています。
学校生活
校訓「自律創造」の精神に基づき、自ら学び考え、判断する力を身に付けていきます。「何事も真面目に一生懸命取り組む」という姿勢が、学校の伝統として引き継がれているのも特徴です。
クラブ活動や学校行事
「文武両道」の学校として部活動にも力を入れており、入部率は8割超えとなっています。16の運動部と13の文化部が活動し、近畿大会や全国大会へも数多く出場しています。特に、女子バスケットボール部と空手部は、強豪校として有名です。地域におけるボランティア活動は、部活動が主体となって実施されています。
主な行事として、春に文化祭、秋に体育祭、冬にマラソン大会があります。特に、文化祭「鳴高祭」での3年生によるクラス演劇は、伝統的な行事の一つです。60年余り続いてきた「臨海学舎」は兵庫県で唯一実施しているイベントでしたが、残念ながら現在は打ち切りとなっています。修学旅行先は海外で、グローバルな視野を養うことを目的とした行事です。国際文化情報学科は「イギリス研修旅行(フィールド・ワーク)」、普通科は「グアム修学旅行」に行き、日本では味わえない体験をすることができます。
国際文化情報学科ならではの行事も多く、英語レシテーション・コンテストや英語スピーチ・コンテスト、留学生との文化交流会、国際理解講演会の実施、西オーストラリア州にある姉妹校への生徒派遣などがあります。英語力・コミュニケーション能力を磨くための活動から海外とのネットワークを広げて国際感覚を身に付けるイベントまで様々です。
鳴尾高校へのアクセス
西宮市学文殿町にある全日制の高校です。阪神電鉄「甲子園駅」を下車して徒歩13分、阪神電鉄「鳴尾・武庫川女子大前駅」を下車して徒歩10分、またはJR「甲子園口駅」を下車して自転車で8分で着きます。学校の周りは静かな住宅地で、学習に適した環境です。甲子園球場に最も近い高校としても知られています。
鳴尾高校の学科・コース/授業内容
1年生で基礎となる学力を確実なものにし、2、3年生では生徒の適性や進路に応じた科目を選択できる課程となっています。「わかる授業」を追求しており、習熟度別の授業や少人数制の授業、ティームティーチングといった多彩な授業が行われます。
■普通科
平成27年度から、社会で活用できる人間力と幅広い視野を身に付けるための「総合人間類型」 が設置されました。教育・医療・福祉等を中心とした様々な分野において、社会や地域に貢献できる人材を育成することを目指しています。進路は教育・医療・福祉に限らず様々です。幅広く人や社会に興味がある人やコミュニケーションを取ることが好きな人におすすめの学科となっています。1年生では、総合人間類型の生徒も普通科のクラスに所属しますが、2年生からは類型単独でのクラスです。普通科にはない独自の科目があり、福祉施設・保育園での体験学習や課題研究など、専門的な授業を受けることができます。卒業後のイメージも湧きやすいため、進路を決定する上で重要な学習となっています。
総合人間類型以外の普通科の生徒は、2年生から理系と文系に分かれます。3年生では、理系は「数理科学」「環境科学」、文系は「総合社会」「人文社会」と、計4つのコースに分かれるなど、多様な進路に対応できるカリキュラムが用意されています。
■国際文化情報学科
「読む」・「書く」・「聞く」・「話す」という基本的な英語能力の伸長を図り、それをもとに総合的な英語の運用能力の向上に努めます。またグローバル化された社会においては、日本を含めた世界中の文化、歴史、環境、さらには時事問題についての情報を収集・整理・分析する基礎的な能力の養成を図ることが求めらます。
このようにして培った高い英語力、情報を主体的に活用する能力、社会事象を分析する能力、高いプレゼンテーション能力を備えた、将来国際社会で活躍できる人材を育成することが目的です。
鳴尾高校の進路状況(昨年度の大学別合格実績)
【主な進学大学】
国公立大学……島根大学、徳島大学、高知大学、兵庫県立大学 など
関関同立……同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学
産近甲龍……甲南大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学
私立大学への進学者も多く、関西学院大学や近畿大学の進学者が多い
偏差値が前後の高校との進路比較
国公立 | 関関同立 | 産近甲龍 | 他私大/短大 | 専門学校/各種学校 | 就職/公務員 | |
県立西宮高校 | 8.3% | 28.3% | 25.0% | 46.7% | 0.5% | – |
鳴尾高校 | 4.3% | 18.4% | 28.6% | 47.0% | 1.6% | 0.0% |
西宮北高校 | 3.2% | – | – | – | 7.5% | 0.0% |
※西宮北高校の関関同立,産近甲龍,他私大の合計の割合が83.4%です
鳴尾高校の偏差値と、学力が近い公立高校
鳴尾高校の偏差値と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。
鳴尾高校の偏差値
普通科の偏差値は57です。尼崎北高等学校や県立伊丹高等学校などが学力が近い高校になります。
鳴尾高校と学力が近い公立高校
一般入試 | 推薦選抜 | |
尼崎北高等学校 | 56 | 57 |
県立伊丹高等学校 | 57 | 59 |
鳴尾高校の応募倍率推移
一般入試の応募倍率は例年1.02〜1.28倍で推移しています。
特色選抜は倍率は1.28~1.35倍となっています。
*兵庫県教育委員会が発表している兵庫県公立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。
■一般選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 240 | 240 | 240 |
受験者数 | 309 | 245 | 274 |
倍率 | 1.28 | 1.02 | 1.14 |
■特色選抜
24年度 | 23年度 | 22年度 | |
募集定員 | 40 | 40 | 40 |
受験者数 | 51 | 51 | 54 |
倍率 | 1.28 | 1.28 | 1.35 |
鳴尾高校の合格ラインは?入試得点と内申点の目安はどれくらい?
合否はどのようにして決まるの?
兵庫県公立高校入試 一般選抜は大きく分けて以下の3項目の合計得点で合否が決まります。
①内申点(250点)
②学力検査の計算式(250点):当日500点満点の入試×0.5
③第一志望加算点
■内申点の計算式
250点=(主要5教科の通知表×4倍)+(副教科の通知表×7.5倍)
・主要5教科(英語・数学・理科・社会・国語)
・副教科(音楽・美術・技術家庭科・保健体育)
ポイントは主要5教科の配点はどれも同じであり、傾斜配点ではないということ。
また、副教科の掛け数が主要5教科の倍近くあり、内申点が悪いと致命的であるということです。
内申点は入試前に決まるので、内申点で高校が決まるといっても過言ではありません。
例)
①すべての教科の通知表が3の場合
⇒150点=(5教科×3×4)+(4教科×3×7.5)
②すべての教科の通知表が4の場合
⇒200点=(5教科×4×4)+(4教科×4×7.5)
③すべての教科の通知表が5の場合
⇒250点=(5教科×5×4)+(4教科×5×7.5)
*上記の式に自分の通知表を当てはめて、内申点を計算してみましょう。
■学力検査の計算式
250点=主要5教科×100点×0.5
例)当日300点の得点の場合 ⇒150点=300×0.5
*上記の式に直近の実力試験の点数を元に計算してみましょう。
内申点と学力検査の合計で行きたい高校に行くためには何点必要なのかを確認しましょう。
鳴尾高校の合格点と内申点の目安
合格の目安は363点です。
上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は「合否調査による合格者データ」です。ぜひ参考にしてください。
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 411 | 228 | 183 |
平均 | 363.1 | 199.2 | 163.9 |
最低 | 333 | 196 | 137 |
鳴尾高校と合格ラインが近い高校はどこ?
鳴尾高校と合格ラインが近い高校を紹介します。
基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。
尼崎北高等学校
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 442 | 250 | 192 |
平均 | 372.5 | 206.9 | 166 |
最低 | 342 | 181 | 161 |
県立伊丹高等学校
総合点 | (うち)内申点 | (うち)入試得点 | |
最高 | 423 | 243 | 180 |
平均 | 376.4 | 207.9 | 168.5 |
最低 | 332 | 174 | 158 |
公立高校の第二志望校はどこかよい?
一般入試は複数志願制度があり、公立高校を第二志望まで選ぶことができます(専門学科を除く)。
第一志望同様、学力・立地・部活動・授業内容などの情報を元に自分の行きたい学校を探しましょう。
西宮今津等学校
兵庫県西宮市にある高等学校です。
単位制の総合学科が設置されているので、自分の希望で時間割を作成できます。
鳴尾高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?
ここでは、鳴尾高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、鳴尾高校からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。
仁川学院高等学校
兵庫県神戸市西宮市にある高等学校です。
難関国公立大/国公立大を目指す「アカデミアコース」と難関私立大/私立大進学を目指す「カルティベーションコース」があります。
最寄り駅は阪急仁川駅または阪急甲東園駅より約6分です。
現在の自分の点数と志望校の合格基準を見て、「内申点が足りない・・・」「自分では難しいかもしれない・・・」と不安になっている方もいるのではないでしょうか?
しっかり実力をつけて当日の点数を伸ばすことにより少し内申点が足りなかったとしても公立高校に合格することができます。
高校情報&入試情報一覧はこちらからチェック
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