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まんてん通信
入試前日の勉強
2018.02.16
中学3年生であれば、もう入試当日まで残すところあと僅か。今回は、入試直前の勉強について紹介していこうと思います。 ;
「やったことのない問題は放置、とにかく復習を!」
受験が近づいてくると「あの単元がまだ不安だ」や「ここの単元が全然分かってない」などの不安要素が噴出してきます。それが入試前日となるとピークを迎えます。
入試前日の勉強では、新たな知識を入れるほどの時間はないです。入試の問題では応用的な問題も多く出題されるので、その単元の基礎だけをさらっても太刀打ちできない場合も。
最悪のパターンは、入試直前に解いたことのない問題にチャレンジし、解けずにただ答えや解説を見て終えてしまうことです。それでは解けた気分に浸るだけで身につかず、結果として直前の貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。
入試前日にするべき勉強は、とにかく復習です。今まで解いた問題を見返し、自分がしやすいケアレスミスや、忘れがちな頻出単語などをしっかり頭に入れ直す時間にするのが非常に効率的です。
時間がある場合は、一度解いたことのある過去問をやってみて、時間配分など内容以外の面を再確認してもいいでしょう。
目標点は事前に分かっているはずですので、無理に必要以上の点数を狙うのではなく、取れる問題をきちっと取り「点数を落とさない」ことが非常に重要になってきます。その為、入試前日は復習がとても大切なのです。
「入試前日は、とにかく早く寝る!」
勉強法でも何でもなく聞こえますが、実はこれが最も点数に繋がります。
自宅や塾での勉強と異なり、入試は朝からスタートします。自分のコンディションがいい時間に取り組めるわけではなく、受験場所によっては普段以上の早起きを強いられることも。
そんな中で100%の実力を発揮しようと思うのなら、睡眠不足は間違いなく大敵です。ましてや、入試前日は緊張で寝付きが非常に悪くなりやすいですから、なおさら早い就寝が重要になってきます。
また、受験票や持ち物の確認を就寝前にしようとすると失敗します。ないものを見つけてしまうと、その準備に時間がかかってしまいます。さらに「これを忘れるなんて危ないところだった!」という興奮から、睡眠に適した状態から遠のいてしまいます。
受験票や筆記用具、腕時計などの持ち物の用意は前日の「夕食前」に済ませてしまうよう心がけておきましょう。寝る前に勉強をする場合は、試験会場に持って行くものとは違う筆記具を使用して忘れずに済むようにしましょう。
受験まで残り少し。事前の準備をしっかり整えて本番に臨みましょう!!