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まんてん通信
副教科のテスト対策
2018.11.10
11月に入りだいぶ空気も冷たくなってきましたね。そんな時期になると近づいてくるのが、2学期の期末考査。今回はその中でも副教科に絞ってテスト対策の指南をしたいと思います。
受験において副教科は超重要!
皆さんも何度か耳にしたことはあるかと思いますが、兵庫県における入試制度では内申点、それもとくに副教科の比重が非常に大きいものになっています。
受験では『入学試験の五教科の合計点数×0.5(最大250点)』と『5教科の内申点の合計×4点(最大100点)+副教科の内申点の合計×7.5点(最大150点)』とを合算し、その点数で合否が決定されます。
端的に言えば、副教科の通知簿の成績をどれか一科目でも1つ上げることが出来れば、それは当日の試験では15点分のアドバンテージになるということ。入試問題は非常に難しく、また得意分野が出るかどうかなどは運にも左右されてしまいますので、それだけの点数を本番で稼ぐことは容易なことではありません。
そんな大きな点数を稼ぐことの出来る貴重な機会です。特に受験生の方は、今回の期末考査で副教科の成績を落とすなんてことのないようにしっかりと勉強をしましょう!
副教科のテスト対策は難しくない!
副教科のテスト勉強、と言われると何に手を付けたらいいのかが分からなくなりがちです。実際、5教科に比べて授業内でテストに関する話に触れる機会もあまりないのではないでしょうか。しかし、だからといって副教科が難しいわけではないのです。
副教科のほとんどは暗記が中心で、数学や理科のような応用問題など作成のしようがないのです。こちらが勉強しづらい=難しいテストを作りづらい、ということでもあります。5教科に比べれば少ない労力で高得点が狙えるので、それを逃す理由はありませんね。
副教科はまず過去のテストを見る!
ではどのようにテスト対策を進めるか。実はこれに汎用的な方法はありません。学校や先生によってどのように出題されるかが大きく変わってしまいやすいからです。ですが、万能な勉強法がないからこそその先生に特化させれば得点を狙いやすい、という面もあります。
まずは、以前のテストを見返しましょう。『体育はルールの中でも数字がよく聞かれる』とか『音楽は授業で歌った曲の作曲者について絶対に出ている』だとか、毎回のテストの傾向をしっかり掴み、それに合わせて暗記をしていきましょう。
副教科には基礎学力などがあまり関係ありません。ですから、最も重要なのは『傾向と対策』です。しっかりと先生の傾向を掴むこと。これが最も効率的なテスト対策になるはずです。