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まんてん通信

夏休みの宿題の進め方

2018.07.10

 期末考査は終わり、気付けば梅雨も明けていましたね。この時期の学校の授業では教科書を先に進めるのではなく、復習やレクリエーションのようなことをやっていることも少なくありません。自分が学生だった頃は、それが夏休みへのカウントダウンのように感じて少しテンションが上がっていた記憶があります。

 そんな今回は、夏休みの宿題の進め方について、一つのアイディアを紹介します。

夏休みの宿題を早く終わらせるのは非効率的

 夏休みの宿題というと、「8月31日までかかった」あるいは「終わらなかった」という人もいる一方で、「7月中に全部終わった」「ワーク類は夏休み前に終わらせた」という人も見られます。前者は「計画性を持って」と一蹴されてしまいますが、しかし後者も『効率』という観点から見ると実はあまりよくないのです。

 夏休み明けの中学校には『課題実力考査』と呼ばれるものがあります。そこで出題される内容は、文字通り『実力問題』と『課題の内容の確認問題』のどちらか、あるいはその混合でしょう。

 長期休暇のワーク類の課題がそもそも、実力を付けさせることを目的にしており、予習問題はなく復習に徹しています。つまり、課題を進めることで実力を付けることができ、それがそのままテスト勉強にもなっているのです。

 そのためあまりに早くその課題を終わらせてしまうと、課題考査前にまた対策勉強をしなければならなくなります。特に「早く終わらせること」を目標にしている場合、その内容が身についていないことも少なくありません。そうなると、費やした時間は「ただ手を動かしただけ」のものになってしまい、非効率的になってしまうのです。

夏休みの前半は自由研究や読書感想文を

 そういった理由で、夏のワーク類の課題は頑張って先に終わらせる意味はあまりありません。ですから夏休みの前半に費やすべきは『自由研究』や『読書感想文』『工作』など、夏の課題特有の、考査に関わらないものを終わらせてしまう方が良いでしょう。

 特に後半になるにつれて、自由研究の参考図書や感想文の課題図書などは品薄になっていきます。質の良い準備を行うことが出来ると課題の制作もしっかりとしたものがより簡単に作れますから、スタートダッシュを決めるならそういった課題を優先するべきでしょう。

ワーク類はお盆明けから計画通りに

 件のワーク類は、夏休みが終わる二週間ほどまえから進め、おおよそ一週間前から三日前までに終わらせることが出来れば理想的です。計画通りにいかないかもと不安な場合はもう少し余裕を持って初めても良いですが、あまり早すぎてテストの頃には内容を忘れ始めている、となってしまわないよう注意が必要です。

 学校生活を見てみても、じっくりと復習できる期間は実はそれほど多くありません。学期が始まってしまうと毎日の予習やその日の復習に時間を取られ、苦手だったところを改めてやる余裕はないでしょう。せっかくの夏の課題ですから、ただ終わらせるのではなく、自分に身につくよう丁寧に解き、分からない問題は塾などでしっかり聞いて苦手を潰していきましょう。

 

 とは言え、夏の課題が終わらなければ本末転倒。手つかずの課題が出ないようしっかりと計画性を持って臨みながら、時間を作ってしっかりと夏を満喫してください!

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