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湊川教室
なぜ宿題をする必要があるのか?一緒に考えてみましょう!
2021.01.14
今回は、皆が嫌いな、課題・宿題について考えてみたいと思います。
まんてん個別では、宿題の量をかなり多く出しています。
人によって差はありますが、授業前にササッとやれば終わる量ではないので、毎回、宿題を出すと生徒には嫌な顔をされます(笑
そもそも、何故宿題があるのか、考えたことはあるでしょうか?
1.習った内容の定着
2.わからない問題のあぶり出し
上記2点があります。
順に説明していきます!
1.習った内容の定着
多くの人が勘違いする部分ですが、理解した=できるようになる、ではありません。
理解したうえで、自分一人で解けるようになって、初めて意味があります。
先生から教えてもらって「理解する」と、もうできるから宿題やらなくていいや!となる人が
いますが、3日後に同じ問題をやってみると、全然解けない・・・・ということがよくあります。
定着させるには、繰り返し解くことで、絶対に忘れない記憶に変えていく必要があります。
そのため、必ず既習部分の宿題をやってもらっています。
2.わからない問題のあぶり出し
授業で理解したし、できるようにもなった!
では、宿題はもう必要ないのでしょうか?
いいえ、必要なのです・・・!
なぜ必要かと言うと、わからない問題、さらにレベルの高い問題をとくことで、わからない問題を発見し、解けるようにするためです。
そのため、基本の問題が解ける子には、ややステップアップした問題を宿題に出しています。
勿論、初めて見る問題のパターンで解けない、ということが起きますが、全く問題ありません。
こういった問題を一つずつ、解けるように変えていくことで、実力は徐々に伸びていきます。
解ける問題だけをひたすら繰り返しているだけでは、レベルアップは望めません。
長々と書きましたが、宿題の意義を理解いただけましたででしょうか?
学校からも、課題が出ると思いますが、本来は「提出するため・こなすため」にやるものではなく
「わからない問題を見つけ、解けるようにするため」に、取り組まなければいけません。
こういった心構えは、どうしても精神論的なお話になってしまいますが
目的をしっかり理解して取り組むことで、宿題や課題も、今までと違った見方ができるかもしれません。
大量に宿題をやってやるぞ!!!という熱い気持ちをお持ちの皆様の入塾をお待ちしております!!