社高等学校

 

場所　

加東市にある全日制の高校で、緑に囲まれた広大な敷地にあります。令和4年4月に創立110周年を迎える歴史ある学校です。ＪＲ社町駅より神姫バス乗車、社営業所~社高校前、徒歩1分です。

 

偏差値・入試方法　

社高等学校には、普通科、体育科、生活学科の3つのコースがあります。

 

1.普通科（定員160名）

普通科は一般入試です。しかし普通科の中でも特色選抜・看護医療型類（定員24名）を目指す生徒には小論文・面接が行われます。

 

2.体育科（定員40名）

体育科は全員、推薦入試です。体育実技検査、面接が行われます。

 

3.生活学科（定員40名）

生活学科は、一般入試と推薦入試があります。推薦入試で最大20名、残りの約20名は一般入試で募集されます。推薦入試では、小論文・面接が行われます。

 

 

進路

卒業生の主な進路は、約7割が大学、短期大学への進学、約2割が専門学校への進学、残りの約1割が就職をしています。（令和2年度卒業生実績）

大学進学者は、筑波大学、広島大学などの難関校を含む国公立大学、私立大学では上智大、法政大、近畿大学、関西学院大などを中心とした全国の大学に進学しています。

専門学校進学者は、医療、看護、製菓、調理などの専門学校に進学しています。

就職者は、公務員や様々な民間企業に就職しています。

 

 

特徴

「夢を形に」「自ら考え行動できる」人材の育成を目指した教育が行われています。

また、生徒たちは「誠実・協調・創造」を校訓に、「試練・克己・栄光」を生徒信条に掲げ、日々自らの目標に向かい、努力を続けています。

さらに、緑に囲まれた広大な校地、整備された施設、設備などの恵まれた教育環境の中で学習活動、部活動に汗を流し、学校行事を楽しみ、明るくきびきびとした生活を送っています。

 

コースは、普通科、体育科、生活学科科の3つです。

それぞれの特徴をご説明していきます。

 

1普通科

普通科では、選抜の看護医療類型の生徒たちを筆頭に、地元で活躍できる人材育成を目指しています。「自ら考え行動する」ために必要な力を身につけ、卒業後の活躍につなげています。

習熟度授業が行われたり、進路希望に応じた教育課程が選べたり、生徒個々のレベルやニーズに合わせた学習を進めています。

 

2．体育科

県立高校唯一の体育科です。体育科生を中心とした部活動も活発で、全国レベルの実績をあげています。体育科５０年以上の歴史をもとに、全国に通用する体育人の育成を図っています。卒業生には、プロ野球の、近本光司選手、辰己涼介選手や、陸上の藤本俊之選手などがいらっしゃいます。

 

3．生活科学科

生活学科では、食のスペシャリスト養成を目標に、日々家庭に関する技術や地域との関わりを重視した取組みを進めています。生活科学科の生徒が「ご当地！絶品第10回うまいもん甲子園全国大会」に出場し、考案したレシピ（加東市産のもち麦を使用したホットク）を実際に調理し、想いや動機などをプレゼンしました。結果、協賛企業の花王より企業賞を受賞しました。

 

 

学びの特色

コースごとに学びの特色をご説明していきます。

 

１.普通科

主に以下のような科目を学びます。

日本史探究、世界史探求、実用書道、看護医療学基礎、看護医療学総合

 

また、地域に貢献できる人材を育成するため、普通科内に看護医療類型というコースが設置されています。中でも看護医療コースとスポーツ医療コースの2つのコースが選べます。

 

2.体育科

主に以下のようなことをして学びます。

1.将来の体育指導者を目指して幅広い知識、技能を習得する。

2.校外学習（スキー・海洋・ゴルフ等）で様々な体験学習をする

3.広大な校地に施設・設備が整備された環境で、部活動では全国大会出場を目指す。

 

3.生活学科

主に以下のようなことをして学びます。

1. 将来の「食と栄養」のスペシャリストを目指す。

2,生活関連産業でのインターンシップ等、体験学習を通して生きる力を身につける。

3.地域社会に役立つ人材を育成するため、地域との連携を密にする。

 

 

部活動

広大な敷地に体育施設が充実しており、陸上、野球、柔道、バレーボール、バドミントン、サッカー、美術、書道、家庭クラブなど25の部活が全国レベルで活躍しています。

たとえば以下のような実績があります。

・野球部が2004年に選抜高校野球大会でベスト4となる。

・男子バレーボール部・柔道部・バドミントン部」・陸上競技部などが県大会以上の成績を残す。

・書道部、美術部が全国高校総合文化祭に展示される。

 

 

学校行事

6月に文化祭（一般公開はありません）、7月に球技大会、9月に体育大会が行われるなどして、クラス間だけでなく部活仲間や学校全体で団結を深めています。修学旅行は例年1月中旬に開催され、行き先はその年により様々です。

 

 

その他

・全ての生徒が安心して学校生活を送り、有意義で充実した様々な教育活動に取り組むことができるよう、いじめ防止に向けて日常の指導体制を整備しています。いじめの未然防止を図りながらいじめの早期発見に取り組んでおり、学期に一度、いじめ防止アンケートが行われています。

・制服は、男子は学ラン、女子はブレザーです。

 

■入試要項（２０２３年度）

【体育（推薦選抜）】

・募集定員　４０名　・受験者数　７０名　・合格者数　４０名（倍率１．７５）　・合格平均偏差値４７．０

【生活科学（推薦選抜）】

・募集定員　２０名　・受験者数　３０名　・合格者数　２０名（倍率１．５０）　・合格平均偏差値４３．３

【普通（特色選抜）】

・募集定員　２４名　・受験者数　３３名　・合格者数　２４名（倍率１．３８）　・合格平均偏差値４４．４

【生活科学（一般入試）】

・募集定員　２０名　・受験者数　２０名　・合格者数　２０名（倍率１．００）　・合格平均偏差値３９．５

【普通（一般入試）】

・募集定員　１３６名　・受験者数　１５１名　・合格者数　１３６名（倍率１．１１）　・合格平均偏差値４８．１

 

２０２３年度の社高校の進路実績

 

 

偏差値の近い高校との進路実績比較

	国公立	私立	短期大学	専門学校・各種学校	就職・その他
社	４．４６%	７４．８%	２．８８%	１１．８１%	６．０２%
北条	７，６１％	８３．３３％	８，５７％		０．４７％

 

 

考察

偏差値の近い高校と比較すると、大学進学者全体が少なく専門学校・各種学校、就職・公務員になる人が多い。
内訳としては私大では、近畿大学、神戸学院大学、関西国際大学などである。

専門学校は神戸近隣の医療看護系から、調理・製菓関係と幅広い。

3年間の中で様々な分野に興味を持ち、チャレンジできる学校と言える。

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