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新長田教室
なりたい職業どうすればなれるか「薬剤師」編
2020.10.26
日本では、「医薬分業」といった制度が存在し、診療に関しては「医者」、薬に関しては「薬剤師」のように、それぞれが専門分野を取り扱います。そこで今回は、薬を専門に扱う薬剤師になるにはどうすれば良いのかご紹介したいと思います。
まずはじめに、薬剤師になるには6年制の薬学部、あるいは4年制の薬学部を卒業後、大学院(薬剤師国家資格の受験資格が得られる大学院に限る)に2年通うことで、薬剤師国家資格を取得するための「受験資格」を得ることが出来ます。この受験資格を得た後に、国家資格に合格し晴れて、薬剤師としての資格を得ることが出来ます。国家資格では薬学に関する専門知識だけでなく、薬学法規や倫理に関しても出題されます。難しそうですね。合格後、実際に薬剤師として働くためには、病院に就職するか、薬局に就職するのが一般的です。
薬剤師になるための大学選びのポイントとしては、「6年制の薬学部」に進学するのがオススメです。具体的な大学としては、2020年の合格率1位は国立の「金沢大学97.50%」、続いての2位は私立の「名城大学」となっています。出願者数にばらつきがあるので、パーセンテージだけでは正確ではありませんが、全体的な傾向としては国公立の薬学部は安定した合格率を維持しています。関西の大学でも薬学部がある大学は多いので興味のある人は早めに調べ、その大学に行くためにはどれくらいのレベルの高校に進学すればよいのかも考えていきましょう。