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新長田教室
なりたい職業どうすればなれるか「製薬会社」編
2020.10.12
【製薬会社社員】
近年は新型コロナウイルスがパンデミックとして、世界中を混乱に陥れています。春先には全国の学校で休校など今までに起こったことがない問題があちこちで発生しています。そんな中よく耳にするようになった「ワクチン開発」「新薬の開発」。今回はこれらの開発に携わる「製薬会社」で働くためにはどのような進路に進めばよいのかといったテーマを取り上げてみたいと思います。
大きく分けて、製薬会社で働く社員の中には「技術職」「営業・MR職」に分かれます。
まずはじめに、「技術職」は理系の大学・学科を卒業している必要があります。特に研究や開発をするのであれば、「医学部」や「薬学部」のようなよりハイレベルな知識を身に付けられる学部が望ましいと言えます。近年では日本の製薬会社は外資系に合併され、求人も狭き門となっていますので、絶対に研究職などにつきたいのであれば前述した学部卒業に加えて、大学院に進学し研究スキルを磨く必要があります。理系の大学に行くためには高校で理系のクラスに入らないといけないため、数学・理科は早めに強化していくことをオススメします。大阪薬科大や神戸薬科大ではそういった研究職につくためのコースを用意しているようです。
また、製薬会社では文系の人の力も求められています。いわゆる「MR職」と呼ばれる営業系の職業で、一言で言うと開発した薬を病院などの現場に営業をかけにいく仕事になります。薬剤師国家資格を持っているMRの方もいますが、それ以上に文系出身のMRがたくさんいます。(教育学部や外国語学部などを卒業したMRなど)文系で製薬会社に就職を目指す人はMRも視野に入れておくと良いでしょう。