ブログ
新長田教室
なりたい職業どうすればなれるか「消防士」編
2020.09.21
【消防士になるには】
火事などの災害や病気などの緊急事態の際に、私たちを命がけで助けてくれる消防士。私たちの生活を守ってくれる消防士になるにはどうすれば良いのでしょうか。
まずはじめに消防士になるには各自治体ごとに行われる「消防士採用試験」に合格する必要があります。試験内容は「筆記試験」と「体力試験」。筆記試験では、公務員である消防士は公務員試験同様の出題範囲の内容が出題されます。体力試験は、学生などが学校で行う体力テスト同様「シャトルラン」や「反復横跳び」などの種目があります。この採用試験には、「1類(大学卒業程度)」、「2類(専門学校・短大卒程度)」、「3類(高卒程度)、「特殊区分」の4つの区分があり、22歳以上30歳未満という条件を満たせば誰でも挑戦することができます。つまり、必ずしも大学に進む必要はないということです。しかしながら、同じ消防士でも大学を卒業している方が給料が高くなります。「国士舘大学」や「帝京大学」、「帝京平成大学」などは消防士採用人数が多く、救急救命士の資格などを取得するカリキュラムがあり、消防士を目指すために最適な環境が整っています。他にも、公務員試験に注力している「日本大学」などに進学して消防士を目指すと、筆記試験で他の受験生と差を付けることができます。
そして、無事に採用試験に合格したら、半年間「消防学校」に通い消防士として必要な知識と技術、そして現場を想定した訓練を行います。半年間の厳しい研修を終えると、晴れて消防士として各消防署に配属されます。