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学習コラム
英語を塾で習いたい方へ
2021.03.07
〇英語だけの受講について
塾で英語だけの受講を希望することは多くの塾において可能です。1科目からの受講が可能である集団塾や、生徒の希望に合わせてカリキュラムを作成してくれる個別指導塾、あるいは英語専門の塾などが英語のみの受講に対応しています。入塾前に塾のコースやカリキュラムを確認し、英語のみでも通塾可能な塾を選択しましょう。
〇英語を塾で学習するメリット
英語は小学校から学習する科目であり、中学校・高校でも必修科目になります。早いうちから塾で英語を学習しておくことで、中学校からの授業についていけるようになります。英語に触れる機会がなく不安のある生徒や苦手意識がある生徒は、塾で正しい学習方法を身につけたり、先取り学習することで解決できます。
受験においても英語は重要です。高校受験で多くの学校で必須となる科目であり、大学受験では文系・理系ともに必要となる科目です。受験の配点も、他の科目に比べて高いことが多いです。英語を苦手科目にしないように学習しておくことで、将来の選択肢を拡げることができます。また、英語の試験は難易度が大きく変動することは少ないため、安定して点数をとりやすい科目です。また、一度英語の実力をつけることができれば、試験の問題に大きく左右されることなく点数をとることが可能です。以上のことから、英語を得点源にすることで有利に受験に臨むことができます。
〇英語と英会話の違い
塾の学習科目としての英語と、英会話塾で学ぶ英語では、主体として学習する項目に違いがあります。英会話塾では、リスニングや会話など実用的なレッスンを通して、実際に外国の人と交流する際に役に立つ力や、海外に行った際に通用するような英語力を身につけることを目的として学習します。一方塾で学習する英語では、英文法・長文読解・英作文といった授業を通して、入学試験や英語検定などの試験で必要となる力を養成することを目的としています。
学校の成績向上や受験の合格を目的として通塾する場合は塾を選択することが一般的ですが、入学試験において面接がある学校を受験する場合やリスニングが極端に苦手な生徒は英会話塾を選択する場合もあります。
〇小学生の英語受講について
小学生から英語を学習するために塾に通うメリットは、早いうちから英語への抵抗をなくし、苦手意識をもたないようにすることができる点です。小学生向けの塾の英語の授業は、アルファベットの練習や簡単な日常会話の練習など、楽しく英語に触れられるようなものが多く、初学者でも気軽に受講できます。
小学生向けの英語の授業は英語に慣れ親しむことを目的とした授業であることが一般的です。
〇受験英語で必要となる知識
高校や大学の入学試験の英語で必要となる知識は変化しており、近年はより実用的な英語の力を要求されることが増えてきています。従来の英単語や文法の知識を直接問われる問題に加えて、表現力を問われるような問題も増えてきています。自分の状況や意見を英作文で表現する問題などがこれに当たります。このような問題の場合、模範解答が1つに定まらないことが多く、自分が書いた文章を1人で添削することは難しいです。英作文については塾で指導を受けることがおすすめです。文法ミスがないか添削をしてもらったり、設問の意図に対して正しく解答することができているかチェックを受けたりすることが可能です。
リーディング、ライティング、リスニングのうち2つ以上の力を要求される、複合問題も出題されることがあります。例えばリスニングにおいてはただ聞き取るだけではなく、聞き取った内容を理解した上で自分の意見を英作文で書き起こす、ライティングの能力が要求されることがあります。英語の知識を知っているだけでは解けない、頭を使う問題の出題も増えてきています。例えば長文読解においては、英文を読解するだけではなく、英語で書かれたチャートや図表といった資料を正しく読解する力が必要となることがあります。このような難解な複合問題や新傾向問題を正しくスピーディーに解くことができるようになるためには問題演習を重ねることが大切です。自分一人ではなかなか勉強方法がわからないこともあります。このような場合、塾に通うことで、対策の仕方や解き方を教えてもらうことができます。