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高校受験での志望動機の書き方や面接のポイント、よく聞かれる質問を解説!

2024.03.29

高校受験では、筆記試験以外に面接を行う学校もあります。

志望校の面接では、学力だけでなく、人柄や意欲も重視されるため、志望動機をしっかりと準備しておくことが必要です。筆記試験でうまくいっても、面接で落とされてしまっては悔やんでも悔やみきれませんよね。

この記事では、高校受験での志望動機の書き方や面接の際のポイント、面接でよく聞かれる質問について解説します。

志望動機も受験の一部と捉え、大切に勉強していきましょう。

 

志望動機は超重要!

志望動機は、面接官が受験生の人柄や意欲を判断する上で重要な材料となります。高校生活でのやる気や熱意、学校への貢献度などが志望動機を通じて伝わるため、その内容は十分に吟味されます。また、志望動機の内容が合否の判断基準になる学校も多くあります。決してないがしろにしてはいけません。

逆に志望動機がしっかりとしたものであれば、面接官に良い印象を与え、合格につながる可能性がより高まるでしょう。

 

志望動機を書く際のポイント

志望動機の重要性については先ほど解説したとおりですが、ここでは志望動機を書く際のポイントについて、解説していきます。

 

➀志望動機を書く前に自己分析をしよう

志望動機を書く前に、自己分析を行うことが重要です。自分の興味や関心、得意なことや苦手なこと、将来の目標や夢などを考え、整理しましょう。自己分析を行うことで、自分自身の内面を深く理解し、志望校選びや志望動機を書くのに役立ちます。

自己分析が苦手な場合は、友人や家族、部活の仲間に「自分はどんなことが得意そうに見えるか」等、恥ずかしがらずに聞いてみてください。自分自身では気付くことができなかった、新たな一面に気付ける良い機会になるでしょう。

 

②志望校の情報収集をしよう

志望校の特徴やカリキュラム、教育方針などをくまなく調べ、理解し、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

志望校のウェブサイトやパンフレット、オープンスクールなどを活用すれば、無料で見学でき学校の雰囲気や提供されるカリキュラムを知ることができます。文化祭に行ってみるのもいいですよね。志望校の特徴に合わせて志望動機を考えることで、面接官に自分の真摯な姿勢や学びたい意欲を伝えることができます。

また、志望校にしかない特色を志望動機に盛り込むことで、他の高校ではだめな理由の根拠として非常に有効なため、より説得力が増すでしょう。

特に、志望校の教育理念、教育方針、部活動、独自のカリキュラムや行事、どこの大学への進学が多いかなどの情報を収集しておくことをおすすめします。

 

③志望理由は1~2つに絞ろう

ほとんどの志望理由書は文字数が限られています。そこでいくつも志望理由を挙げてしまうと、1つ1つの説明が浅くなってしまい、かえって伝わりにくくなってしまいます。

理由を絞り、それについての説明を自分の言葉で書くことで、説得力が増したわかりやすい志望理由書になります。

もし志望理由がたくさんあって、やむを得ず1つか2つに絞った場合は、「志望理由はたくさんありますが、その中で最も大きな理由は~」と書いておけば、他にも理由があることをアピールできます。

 

④絶対に嘘は書かないようにしよう

志望理由書に絶対嘘は書かないようにしましょう。「とにかく受かりたい」「自分を少しでも良く見せたい」という気持ちが高まると、つい人間は嘘をついてしまうことがあります。

嘘をついてしまうと、実感が伴わず、表面的なことしか書けなくなるので、その結果魅力の薄い志望理由書になってしまいます。

とくに、面接になると、面接官は学校の先生であり、数多くの生徒を見てきているため、目が肥えています。

なので、受験生の嘘を見抜くことなどたやすいですし、志望理由に対して深く突っ込んで聞いてくることで、受験生が嘘をついていないかどうか確認をしてくることもあるので気を付けましょう。

 

⑤具体的なエピソードを必ず入れよう

志望動機は、具体的なエピソードを盛り込むことが重要です。抽象的でわかりにくい表現や一般的な話ではなく、具体的なエピソードや体験を書くことで、志望理由書を見る側にとっても、非常に印象に残る文章となります。

面接でも、これまでの自分の体験や取り組み、学校での活動(例:部活動、委員会活動)などを具体的に説明することで、面接官に自分の真剣さや努力をアピールすることができ、より説得力も増します。

 

⑥志望理由書の文字数は必ず守ろう

志望理由書の字数制限は必ず守りましょう。③でも解説した通り、志望理由はある程度の点数があらかじめ決まっており、減点方式で点数が引かれていく試験と同じであると考えられます。

文字数を守らないと減点されてしまい、「ルールを守れない受験生」という評価を受けてしまう恐れもあります。

もちろん、志望理由書の記載内容が採点対象になっていない高校もあるでしょうが、面接の際に指摘を受けてしまうこともありえます。

ですので、ルールに従って、文字数で減点されないように気を付けて書くようにしましょう。

 

⑦第三者に添削をしてもらいましょう

志望理由書を書き終えたら、そこで満足せず、学校や塾の先生などの第三者にチェックしてもらいましょう。周りのサポートはできる限り受けてください。

漢字や文法のミス、誤字脱字、内容の矛盾は自分ではなかなか気付きにくく、第三者に見てもらうことで気付けることがあります。

自分ではどんなに良い志望理由書を書けたとしても、ちょっとしたミスや誤字脱字などで減点されてしまってはもったいないですよね。

第三者に添削を繰り返ししてもらい、参考になる意見をもらい志望理由書をよりいいものに仕上げるようにしましょう。

 

高校受験の面接に向けて意識すること

志望理由書を提出した後は、いよいよ面接が待っています。筆記試験はうまくいっても、この面接で失敗してしまうと、これまでの努力がすべて水の泡になってしまいますよね。

そうならないよう、ここでは高校受験の面接に向けて意識することをいくつか解説します。

 

➀身だしなみや立ち振る舞いに気を付けよう

面接に限ったことではないですが、第一印象はとても重要です。面接でも、当然身だしなみや立ち振る舞いを評価されていると思って臨んでください。

まず身だしなみですが、とくに髪型や服装には十分に気を付けてください。髪型の注意点としては、男子は耳にかからない程度の長さにし、女子は長髪なら髪ゴムで後ろに束ねるようにしましょう。髪ゴムは目立たないものにした方が良いでしょう。

また、男女ともに前髪が目にかからないようにしましょう。

服装については、特に指定がなければ制服を着るようにしましょう。事前にクリーニングに出しておき、しわや汚れがない状態で受けることが望ましいです。

そして面接でつい気を抜いてしまいがちなのが姿勢です。面接中は姿勢を正して猫背にならないように気を付けましょう。先生や親などの大人に見てもらい、アドバイスをもらうことをおすすめします。

 

②面接中の言葉遣いや態度に気を付けよう

面接中の言葉遣いや態度に気をつけることで、面接官に良い印象を与えることができます。

そのためにも、まずは必ず敬語を使って話すようにしましょう。友だちと話すときのような言葉遣いはNGです。敬語を使い、かつ明るくはっきりとした声で話すことや、面接官に少しでも敬意が伝わるよう、早口にならないよう丁寧に話すことを意識してみてください。また、相手の目を見て話すことで、自信のある印象を与えられるのでさらに好印象です。

面接中は緊張してつい長く話しすぎてしまったり、口調が速くなってしまったりすることもあるでしょう。面接官に伝えたいことをはっきり伝えるために、少しでもリラックスして臨むようにしてください。進路相談の先生に対応してもらい、面接対策の時間を作ってもらいましょう。1人で悩むより効率よくマナーやコツを教えてもらえると思います。

 

③結論から話すようにしよう

面接官に1番伝えたいことをはっきりと伝えるためには、結論から話すことがポイントです。その際、最初に結論を話し、その後にその理由や具体的なエピソードを伝えると、聞いている面接官も理解がしやすくなるのでおすすめします。

このような話法を取り入れることで、「この子はこちらが聞いた質問にちゃんと答えてくれる」「伝えたいことをわかりやすく伝えることができる」といったように、面接官から好印象を持たれるでしょう。

 

④面接官との会話を楽しもう

面接は緊張するでしょうが、そこで行われていることは「会話」です。あなたが会話を楽しんでいることが伝われば、相手の面接官も良い印象を持ってくれるでしょう。

面接官との会話を楽しんでいるうちに、徐々に表情もほぐれていき、はっきりとした口調で話せるようになっていきます。話している途中で言葉に詰まってしまったり、言い間違いをしてしまうこともあるでしょうが、そのようなことは気にせず、とにかく会話を楽しむことに集中してみてください。と言ってみたものの不安でそれどころではないという人もいると思います。私もそんな余裕は持てないと思います、、、

みんな緊張している、条件は同じだと考えると少しは落ち着くと思います。

 

高校受験の面接でよく聞かれる質問

実際の高校受験の面接でよく聞かれる質問についていくつか紹介します。どんな質問がされるのかを事前に知り、その質問に対してどのように答えるかを考えておけば、面接当日は自信を持って臨めるでしょう。

 

➀志望動機を教えてください

高い確率で聞かれる質問です。受験生がなぜこの高校を選んだのか、その理由や目的を問われています。面接官はこの質問に対する受験生の回答内容をもとに、この高校に入学するにふさわしい生徒であるか、適性をもっているかといったことを判断・評価します。

志望動機を伝えるときは、飾らずに自分の言葉で伝えることが重要です。また、具体的なエピソードを盛り込みながら、志望校が求める生徒像と自分自身がどのようにマッチしているかを説明できるようにしましょう。

 

②中学校で頑張ったことは何ですか?

受験生が中学時代、学業や部活などを通じてどのような経験をしてきたのか、その中で自分がどんな努力をし、どんな成果を出したのかを確認することが目的です。

この質問に答える際は、とにかく具体的に、自分の成長できた点や努力したことをアピールするようにしましょう。回答を通じて、自分がどんな人間なのかを伝えられるようにしましょう。自己PRは人となりを知ってもらう基本です。きちんと話す練習もしましょう。

 

③この高校に入学して取り組みたいことを教えてください

この質問では、入学してからの意欲や目標、希望、目指す姿を把握することが狙いです。高校に入学後に自分は今後どのように成長していきたいのか、将来の展望に対する考えはどうかといった点が評価されます。

この質問に答える際は、目標やその達成に向けてどのような活動をしていきたいのかを具体的にアピールするようにしましょう。

 

④あなたの長所と短所は何だと思いますか?

この質問は、自分自身を理解できているか、そして長所をどう活かすか、短所の改善にどう努めているかについて評価します。

この質問に答える際は、長所は具体的なエピソードを交えてアピールし、一方で短所は今取り組んでいる改善策や努力していることを伝えましょう。面接官に、「成長意欲がある生徒」であるとよい評価をしてもらえるでしょう。

 

⑤あなたの得意な教科と苦手な教科を教えてください

この質問の狙いは、受験生の学習方法や向上心を評価することです。

まず得意教科については、なぜ得意と考えるのかについての理由や具体的な学習方法などを伝え、学びに対する熱意や取り組み方をアピールしましょう。

一方で苦手な教科については、なぜ苦手と考えるのか、その理由や原因、課題を説明し、それらを改善するために今どんな努力をしているのかを伝えましょう。新しい勉強法を試しているという話もいいですよね。

注意が必要なのは苦手についての質問をネガティブに捉えることです。上記のように回答することで、「成長意欲や課題解決能力を持っている生徒だ」とよい評価をしてもらえるでしょう。

 

⑥あなたの将来の夢は何ですか?

この質問では、受験生がどのような価値観を持っており、その夢を実現するための意志や想いの強さ、計画力などを評価します。

この質問に答える際は、将来の夢の実現に向けて、今後どのように頑張っていきたいのかを具体的なアクションを伝えることが重要です。

あわせて、その志望校と自分の夢の実現の繋がりについても説明できるようなお良いでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。ここでは、高校受験での面接に向けた志望動機の書き方や面接でのポイントについて解説しました。今回紹介した対策はぜひ今後に活かしていただきたいのですが、1番大事なことは志望校が「どんな生徒を求めているか」を理解することです。

それさえわかれば、志望動機や面接準備で困るといった事態を避けることにつながります。

練習以上のことは本番でできないとよく言われますが、本領を発揮すれば練習以下になることもないのです。

しっかり情報収集し、自信をもって面接に臨んでください。

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