ブログ
垂水駅前教室
【テスト分析:垂水中学校1年】2025年学年末テスト
2025.03.08
数学
出題単元
比例・反比例、図形(体積、表面積、投影図)、資料の整理(相対度数、累積度数など)
問題構成
■大問1 空欄補充
比例と反比例の関係や投影図の説明、立体の説明などが空欄補充の形で10問出題されました。
難しい項目はなく、単元を理解していれば解ける箇所なので普段から考えながら問題を解くことが重要です。
例:比例定数が正の数のとき、Xの値が( )するとYの値は(減少)する。
■大問2 計算問題
1学期に習う範囲の簡単な計算問題が6問出題されました。
かけ算と足し算の順番や( )があった場合の符号の付け方、分数の計算など基礎中の基礎です。
ここで間違いがあった場合は改めて総復習が必要です。
例:(3X-5)-(-3X+2)
■大問3 方程式、比例式
方程式と比例式の基本問題が5題出題されました。
2学期に習う範囲で、難しい問題がないので得点出来る人も多い箇所です。
大門2と同様、間違いがあった場合はしっかり復習しておきましょう。
例:3(X-4)=2+0.2(2X-3)
■大問4 比例と反比例の文章問題/立体の面積・表面積
比例と反比例の応用問題が3問、投影図の選択問題が1問、立体の表面積と体積を求める問題が4問出題されました。
応用問題を解き慣れていれば苦戦はしなかったとは思いますが、理解していないと難しいですね。
学校ワークや教科書、塾のテキストなど、問題を解く際に理解しているのとそうでないのでは大きく差が出ます。
図形の表面積、体積を求める問題は公式を覚えているか確認の意味合いが強い問題でした。
■大問5 面積の応用問題(難易度:高)
平行四辺形上を動く点P軸に、面積、変域を求める問題です。
しっかり考えれば解ける問題ですが、思考力が問われるるため、難しめの問題と言えるでしょう。
しかし、類似問題は学校ワークにも出ているので、ワークの応用問題を完璧にしておくことはマストです。
例:三角形ABPの面積が36㎠になるのは点PがBを出発してから何秒後か求めなさい。
■大問6 立体の応用問題(難易度:高)
円柱に入った球の側面席を求める問題です。
数値が一切なく図のみで答えを求める問題なので、公式を覚えているだけであれば解けない問題です。
理解しながら問題を解けているかがカギですね。
■大問7 資料の整理(相対度数、累積度数など)
会話文の中から中央値や最頻値を求める問題が6問出題されました。
聞かれていることは単純ですが、読解力が問われる問題です。
相対度数や最頻値などはしばらく出てこないので、1問でも間違っていたらすぐに復習しておくべきです。
言葉の意味を理解していれば解けますが、曖昧に覚えていれば必ず間違えてしまいます。
傾向/対策
3学期で習う単元メインのテストですが、1-2学期で習う知識が理解できていないと解けない問題も多くあります。
大門1-3は比較的簡単な問題ばかりでした。ここで得点出来ていないとなると計算の基礎が出来ていません。
ケアレスミスが多くて平均点以下の場合、解き方に問題があるケースがほとんどなので、勉強の仕方も見直しましょう。
大門3までは出来ていて大門4が分からなかったケースは数学が苦手な子に多いと思います。
テストを見直して正確に解き直すことが出来ず、どこが分からないか言語化できないのではないでしょうか。
数学を自分の力で理解し定着までもっていける子は少しの割合しかいない事を受け止め、外部にサポートしてもらいましょう。
英語
出題単元
be動詞、一般動詞、代名詞、疑問詞など
問題構成
■大問1 リスニング
英文が放送されて当てはまるものを選ぶ選択問題です。
「英語を普段から聞く」ことが必須なように思いますが、定期テストのリスニングは文法と単語が理解できていれば解ける問題です。
例:放送する英文を聞き、内容に合う英文になるように適するものを選んで答えなさい。
■大問2 単語
単語問題が5問出題されましたが、ミスがあった場合は勉強不足です。
最低限単語はしっかり覚えておきましょう。
例:次の日本語を英語で答えなさい。
■大問3 選択問題(文法)
選択式の文法問題が5問出題されました。
一般動詞とbe動詞が区別できているか、代名詞が理解できているかなど基礎力が問われる問題です。
ここも簡単な問題ばかりでミスがあれば基礎が抜けていると言えます。
例:次の文の()内から適する語を選んで符号で答えなさい。I (A.am B.are C.play )a big fan of Soccer.
■大問4 空欄補充
日本語文と穴あき英文をもとに空欄を埋める問題が5問出題されました。
単語と熟語を覚えているかで正答率が大きく変わります。
「例えば」という表現は英語で何というか自信をもって書けるでしょうか。
■大問5 並び替え
英文の並び替え問題が4問出題されました。
抜けている単語を補わなければなりませんが、文法を理解していれば問題なく解ける難易度です。
疑問文の並び替えは間違えやすい個所となっているため、今一度疑問文の作り方を確認しておきましょう。
例:1語単語を補って次の英文を並び替えなさい。バスは2時にくるでしょうか。(at / come / o’clock / the bus / two /?)
■大問6 英作文
日本語をもとに英文を書く問題が4問出題されました。
英文自体は簡単ですが、最も正答率が低い問題かと思います。
高得点であってもこの問題が正解できていなければ、まだまだ理解が甘いといえます。
例:あなたはどんな季節が好きですか。という質問の英文を作り、あなた自身の答えを英文で答えなさい。
■大問7-8 長文読解(英作文、選択問題、単語)
教科書の英文をもとにした内容一致、英作文、単語を埋める問題が出願されています。
学校で習う英文を読めていれば完答できますので、教科書内容は完璧に和訳できるようにしておきましょう。
ここが不正解であれば純粋な勉強不足です。
■大問9 空欄補充(長文読解)
教科書の英文をもとにした穴埋問題が4問出題されました。
教科書をしっかり確認していれば問題なく解ける問題です。
例:英文中の一部に適語を入れて本文通りの英文を完成させなさい。
■大問10 単語(適する形に変形)
英文の中の単語を適する形に書き換える問題が5問出題されました。
正しく複数形にできるか、代名詞を覚えているか、進行形にできるかなど、今までに習った範囲の復習問題です。
簡単な問題ばかりでしたので、出来ていなければ復習が必須です。
例:How many (butterfly) do you see?
傾向/対策
3学期で習う単元メインのテストですが、1-2学期で習う単語や文法が理解できていなければ低い得点になる問題でした。
全体的に難易度は高くはありませんが、高得点を取ろうと思うと単元ごとの理解を確実にしておく必要があります。
未だに代名詞や疑問詞を曖昧に覚えている方も多いのではないでしょうか。
次学年で内容が難しくなる以上、「覚えていない箇所を覚えるだけ」です。
まんてん個別の取り組み
当教室では学力向上に向け、予習→学校の授業→復習といったサイクルで、定着を前提とした授業カリキュラムを組んでおります。
英語や数学は積み上げ式の科目であり、一朝一夕では中々伸びません。
個人の苦手分野を洗い出し、出来ていない箇所を重点的に復習することで定着までもっていきます。
面談のご予約、下記よりお気軽にお申し付けください。
—————————————————————-
神戸市垂水区天ノ下町12-10 アンカーマンション1階北
078-707-8340 (平日15:30-22:00 ※祝日も開校)